30号ｺﾗﾑ(2008.07.16)
『夏休みの思い出』
もうすぐ夏休みです。夏休みというと、高一での柔道部の合宿を思い出します。柔剣道場の青畳に寝起きし、早朝から夜まで練習させられたことが鮮烈によみがえってきます。仮病をつかって逃げ帰ろうとしたこと、朝が来ることを恐れながら眠りに就いたこと、練習中に倒れた仲間を羨ましく見ていたこと、剣道部の連中が食べ残したレモンの皮を貪り食ったこと等々、情けないような思い出です。でも、合宿をやり遂げたことで自分への自信が少し生まれ、これまでの心の糧となった大切な思い出でもあります。
子どもたちには、学校を終えるまでに、自分の心に残る夏休みの思い出をつくってほしいと思うこのごろです。(真)
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