平泉役場 商工観光課の方の話

「平泉のいいところはどんなところですか?」


 平泉に住む大人から子どもまで「中尊寺」や「毛越寺」の世界遺産にちょくせつふれながら生活できるところがすばらしいと思います。


「平泉のよさを伝えるために町としてどのようなことを行っていますか?」

 町としては「景観条例(けいかんじょうれい)」をつくって,たとえば建物の高さを10m以内にせいげんしたり,建物の色を茶色などにしてとういつ感などをだしたりして景観にはいりょした町づくりをしています。また,「観光推進(かんこうすいしん)」をしていくためにホームページをせいびして情報発信したり,首都圏(しゅとけん)を中心に観光PRをしています。


「地域のみなさんや子どもたちが行っている活動にはどのようなものがありますか?

 地域の人たちはおとずれる観光客をおもてなしするために,清掃(せいそう)活動や草かりなどの活動をしています。また,小学生については総合学習の時間を活用して平泉について学んだうえ,平泉のまつりについて冊子(さっし)を作ったり,どうやったら平泉にもっと観光客が来てもらえるかなどについて,町長に提言(ていげん)などしてくれたりしています。


「これからの平泉についてどのような町づくりをしていきたいですか?」

 平泉をおとずれる観光客のみなさんに,もう一度来てもらいたいと思えるような町にしていきたいと思いますし,また,住んでいる平泉の人たちにとって,住んでいることがほこりに思えるような町にしていきたいと思っています。


「平泉のことを学ぶみなさんへ


 平泉は藤原三代,初代清衡公が争いのない平和な世界をめざしてつくられた町です。現在,世界を見ると戦争や争いがたえ間なく続いています。平泉を勉強する上でその意義(いぎ)を学んでいただきたいと思います。