興田神社の「妙見杉」



所在地:
一関市大東町鳥海字小山
樹 種:スギ科 スギ
データ:樹齢900年〜1000年 高さ33m 幹の周囲745p(岩手県13位)

 
 今から900年あまり前,興田神社が妙見神社と呼ばれていた頃,信仰の厚い信者が植えたと言われています。東磐井地方では,室根町折壁の「折壁の大杉」(1270年余)と並ぶ大杉です。
 スギは日本固有の樹種です。スギの名前は「まっすぐ(スグ=スギ)に伸びる」ことからきたものといわれています。
 スギは材料として古くから重宝され,船を作る材料や田の畦畔(けいはん)を固めるのに使われました。静岡県「登呂遺跡」では豊富な杉を使い建築材として使っていたことが分かっています。