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タイムシフト再生とは

ディジタルビデオカメラをIEEE1394またはUSBでコンピュータに接続して、映像をWindowsムービーメーカー2で取り込み、Windowsメディアプレイヤーで再生します。これだけで、ちょっと前の映像を時間差をつけて提示するタイムシフト再生(いわゆる「おっかけ再生」)ができます。

テープに録画をするわけではないので、巻き戻したり早送りしたりする手間がありません。ちょっと前の映像を連続で提示し続けることが可能です。

録画と再生の間が「遅延の時間」になり、設定後はリセットまで変更できません。
「遅延の時間」は最短10秒ぐらいです。これより短くはできませんでした。

授業での活用法

保健体育で自己の姿を客観的に見せることができます。

  • 器械運動(マット運動、跳び箱、鉄棒など)
  • 球技(バスケットボール、バレーボールなど)
  • 陸上競技(フォーム、跳躍の瞬間など)
  • ダンス、リズム運動などの表現活動

右の写真をクリックすると、サンプル動画が再生されます。

タイムシフト再生のサンプル動画

タイムシフト再生の設定方法

準備する機器

  • Webカメラ(または、Webカメラにできるディジタルビデオカメラ)
  • Windows XP(SP2以上が望ましい)のPC

設定方法

  • ディジタルビデオカメラの電源を入れ、撮影モード(USB接続の場合はWebカメラ)に設定する。
  • IEEE1394ケーブルまたはUSBケーブルで、ディジタルビデオカメラとコンピュータを接続する。
  • ケーブル接続の方法
  • Windowsムービーメーカーが自動で起動する。
     起動しない場合:スタート → すべてのプログラム → アクセサリ → ムービーメーカー
  • ムービーメーカーのメニューバーから「ファイル」→「ビデオの取り込み」を選択する。
  • 「ビデオの取り込みウィザード」でファイル名(任意)と保存フォルダ名(「マイビデオ」)を指定する。
  • 「コンピュータの最高の品質で再生(推奨)」を選択して、「次へ」をクリックする。
  • 「取り込みの開始」のボタンをクリックすると、ビデオ画像の取り込みが開始される。
  • すぐに「マイビデオ」フォルダ内にある録画中のファイルをダブルクリックする。
  • メディアプレイヤーが起動し、“ちょっと前”の画像が表示される。

終了方法

  • メディアプレイヤーを終了する。
  • ムービーメーカーの「取り込みの停止」をクリックする。
  • 映像ファイル作成中のダイアログが表示されるので、ファイルが不要の時は「キャンセル」をクリックする。