暗いところから急に明るいところへ出ると、最初はまぶしいが、しばらくするとまぶしくなくなり、見えるようになる。このような現象を明順応という。


明るいところから暗いところに入ると、最初はものがよく見えないが、しばらくすると見えるようになる。このような現象を暗順応という。


眼に入る光の量は、虹彩にある筋肉の働きによって瞳孔の大きさを変えることで調節されている。


眼には、物体までの距離に応じて水晶体の厚さを変えて、遠近調節するしくみがある。


ヒトの耳は、外耳・中耳・内耳からなる。


音波の刺激を受容する細胞は内耳にある。


音波は、外耳の耳殻によって集められ、外耳道を通って鼓膜に達し、これを振動させる。


からだが回転したり、傾いたりすることによって生じる感覚を平衡覚という。


からだの回転方向と傾きを受容する感覚細胞は、それぞれ内耳の半規管と前庭になる。


体勢や動きなどの個体自体の状態を刺激として感知する受容器を、特に自己受容器という。



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