ほとんどの物質は、温度が上がるとき長さや体積が大きくなる。このような現象を熱膨張という。


4.19J/calを熱の仕事当量という。


容器などに閉じ込められたすべての粒子について、運動エネルギーと位置エネルギーの総和を内部エネルギーという。


物体に与えた熱量と、物体にした仕事の和は、物体の内部エネルギーの変化に等しい。これを熱力学第一法則という。


外部から何らかの操作をしないかぎり、初めの状態に戻すことができない変化のことを不可逆変化という。


高温の物体から熱を吸収し、その一部を仕事に変換して、残りの熱を低温の物体に放出する装置を熱機関という。


熱機関が高温の物体から得た熱量のうち、仕事に変換する割合のことを熱効率という。


発電の際に放出される熱を暖房や冷房などに有効利用する手法をコージェネレーションという。


外部からエネルギーを与えなくても永久に仕事を続ける装置を永久機関という。


熱は、自然に低温の物体から高温の物体へ移動することはない。これを熱力学第二法則という。



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