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期日と対象(研究協力校) 平成16年11月26日(金) 花巻市立宮野目小学校 第4学年1組(31名)、2組(31名) 平成16年11月30日(火) 水沢市立水沢南小学校 第4学年4組(35名) |
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実践内容 教科名 国語科書写 単元名 字形 文字の中心「土手」 |
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教育用コンテンツの活用について 1年次の実践として、開発した教育用コンテンツを用いた授業実践を次の視点で有用性を検証した。 イメ−ジ化が図れる教育用コンテンツの開発 本時のねらいを達成するための手だてとしての活用 マウス操作が簡単な教材 |
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本時の流れとコンテンツの位置付け
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教育用コンテンツ活用の有効性と改善点 児童のアンケ−トから 有効と思われる点 ・書き順などがとてもわかったし、文字の中心に線が入っていたから役に立ちました。 ・実際に書いているのを見て、どういうふうに書くかわかりました。 ・コンピュ−タは人のかわりにやってくれるからとてもいいです。 ・教科書で見るよりも実際に書いた映像を見れたからです。 改善が必要と考えられる点 ・動く手本の動きがはやかったです。 ・コンピュ−タで実際見たけれど、あまり分からなかったし、なかなかできなかったです。 ・コンピュ−タでは、はねやとめがよくわからなかったです。 教師のアンケ−トから 有効と思われる点 ・役立ったと思われる点は、筆の動かし方(筆順理解、書く速さ、筆の運行)や目新しさゆえの集中力の向上、画面の大きさ、何度も見られる、などの4点です。 ・水書板という教具とコンテンツとを比較しながら見させてもらいました。コンテンツの優れている点として、くり返し見られるという点がいいと感じました。 ・動画によって文字の中心ばかりでなく、筆の使い方や筆順なども確かめることができるところが良かったと思います。 改善が必要と考えられる点 ・スピ−ドを変えての提示、個別の指導用(筆の入り、止め、はらい)などです。 |
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授業後の児童の感想 ・あまり習字が好きじゃなかったけれど、コンピュ−タをみたらうまくできたので、好きになりました。 ・先生だけじゃなく、コンピュ−タもあったから分かりやすい学習でした。 ・コンピュ−タを使った習字は、いろいろな方向から手本が見れたから役に立ちました。 ・動く手本だと何回も見れるし、どう書けばいいのかがすぐに分かりました。いつもの 習字の時間にも使いたいし、使えば習字がうまく書けるようになると思います。 ・ふでの動きがよくわかって良かったです。 |
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先生方の感想 ・初めて見る機械にまずもって驚きを感じました。習字で演示するのに苦労した者にとって、使い方によって大変効果が出ることと思いました。年々進歩していくコンピュ−タ、教室で手軽に教師も児童も使える時代が間もなくやってくるのですね。おどろきです。 ・コンピュ−タのすばらしい使い方を見せてもらいながら、ふとOHPがもてはやされた頃を思い浮かべ、OHPの良さがコンピュ−タでもできるようにと感じました。 ・コンピュ−タの映像に児童は、大変集中していて良かったと思います。画像が見やすく、筆の運びや墨の付け方などがよく分かりました。 ・習字にコンピュ−タを活用するという発想に、まず感心しました。コンピュ−タ教材の自作は、本当にたいへんなのでこのような教材がたくさん用意されたら、授業にもどんどん使えると思います。 |