カメムシ(半翅)目 |
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アブラゼミ
Graptopsaltria nigrofuscata |
市街地の公園や神社などでよく見かけるセミです。成虫は、7月下旬から出現し、ジーという鳴き声が、真夏の到来を感じさせます。鳴き声が油で揚げているときの音に似ていることから、アブラゼミと言われるようになったという説があります。
《2013年8月14日撮影》 |
カメムシ目セミ科 |
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ニイニイゼミ
Platypleura kaempferi |
このセミが鳴き始めると、梅雨ももうじき終わりです。この写真のように木にとまっていると、保護色で樹皮に紛れてしまいます。
《2012年7月18日撮影》 |
カメムシ目セミ科 |
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チッチゼミ
Cicadetta radiator |
九州以北に分布する日本のセミの中では最小種で、頭から翅の先までの全長は25~30mmほどしかありません。成虫は、8月下旬から9月にかけて出現します。教育センターの敷地内では、毎年たくさん見られます。
《2012年8月22日撮影》 |
カメムシ目セミ科 |
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ヒグラシ
Tanna japonensis |
カナカナカナ...という特徴的な鳴き声のセミです。梅雨の終わる頃、夏のセミとしては、ニイニイゼミの次に鳴き始め、夏の終わりまで見られます。
《2013年8月11日撮影》 |
カメムシ目セミ科 |
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ナカグロカスミカメムシ
Adelphocoris suturalis |
草原に生息する体長8mmほどのカメムシで、イネ科、マメ科、キク科などの様々な植物の汁を吸います。イネの害虫で斑点米の原因となることがあります。
《2015年8月1日撮影》 |
カメムシ目カスミカメムシ科 |
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オオトビサシガメ
Isyndus obscurus |
体長25mmほどの大型のカメムシです。他の昆虫を捕らえて口吻を刺し体液を吸います。別のカメムシを刺していることもあります。手でつかむと、口で刺されることがあるので注意しましょう。
《2011年11月2日撮影》 |
カメムシ目サシガメ科 |
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アカヒメヘリカメムシ
Rhopalus maculatus |
体長7、8mmの小さなカメムシで良く飛び回ります。この写真は、2011年11月2日に撮影しましたが、寒くなると、日当たりの良い建物の壁に、いろいろな虫たちがとまっています。
《2011年11月2日撮影》 |
カメムシ目ヒメヘリカメムシ科 |
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キバラヘリカメムシ
Plinachtus bicoloripes |
腹面や脚が黄色や黄緑色のきれいな種です。カメムシというだけで毛嫌いされることもありますが、よく見ると繊細で美しい色彩の種がたくさんいます。
《2011年10月20日》 |
カメムシ目ヘリカメムシ科 |
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クサギカメムシ
Halyomorpha halys |
普通に見られるカメムシで、秋になると越冬のため、建物の中に入り込んで来て嫌われてしまいます。うっかり触ってしまい、なかなかとれない臭いに悩まされた経験がある人も多いのではないでしょうか。
《2011年10月21日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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ツノアオカメムシ
Pentatoma japonica |
金属的な緑色が美しく、光が当たると更にきれいです。夏に見かけることが多い種です。
《標本:2009年9月17日採集》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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チャバネアオカメムシ
Plautia stali |
雑木林の草木の葉上によく見られ、様々な木の実の汁を吸います。リンゴ、ナシ、カキといった果実を食害するため、果樹園の害虫としても知られています。飛翔能力が高く、よく飛び回ります。
《2015年10月16日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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ツマジロカメムシ
Menida violacea |
やや小さめで、普通に見られるカメムシです。よく見ると光沢のある紫色で、なかなか渋い色合いをしています。
《2011年11月1日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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ナカボシカメムシ
Menida musiva |
コナラやミズナラなどの樹木の汁を吸う山地性の種です。教育センターではあまり見かけないカメムシです。背面の模様は、よく見ていると何かの記号のようにも見えてきます。
《2014年10月24日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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ナガメ
Eurydema rugosa |
鮮やかな赤い線がよく目立ちます。ナガメとは、菜の花(アブラナ)につくカメムシという意味で、アブラナ科の植物につきます。ダイコンやキャベツを並べて植えているとダイコンの方を好むようです。つついても捕まえても臭くありません。
《2014年9月19日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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トホシカメムシ
Lelia decempunctata |
大型種で、教育センター付近ではあまり多くありません。「トホシ」といってもテントウムシのようにはっきりせず、背面に小さな黒い点が10個あります。でも、数え方によっては12個あるようにも見えますが。
《2012年6月14日撮影》 |
カメムシ目カメムシ科 |
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エサキモンキツノカメムシ
Sastragala esakii |
翅の間の三角形の部分を小楯板(しょうじゅんばん)といいますが、この部分にある黄色いハートマークがよく目立ちます。親が卵の世話をする習性があることでも知られます。このハートマークの中央部に線が入り、模様が2つに分かれた「失恋型」も居るそうです。
《2009年10月29日撮影》 |
カメムシ目ツノカメムシ科 |
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ツノアカツノカメムシ
Acanthosoma haemorrhoidale |
前胸にある角は、付け根部分が赤く、先端は黒っぽい色をしている個体が多いようです。翅に隠れている腹部は、鮮やかな赤い色をしています。教育センターの敷地内では、ほんの数十メートル離れただけでカメムシ相が異なり、建物裏の山側にはツノカメムシ類が多く見られます。
《2011年10月28日撮影》 |
カメムシ目ツノカメムシ科 |
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ヨツモンカメムシ
Urochela quadrinotata |
山地性の種で教育センターの敷地では、晩秋に良く見かけます。その名の通り、翅に4つの黒い斑紋があります。このカメムシを見るようになると、もうじき雪の季節です。
《2010年11月12日撮影》 |
カメムシ目クヌギカメムシ科 |