甲虫(鞘翅)目 |
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ニワハンミョウ
Cicindela japana |
いつの頃からすみついたのか、教育センターの温室内で毎年発生します。春の早い時期から成虫が出始め、春の訪れを知らせてくれる昆虫です。
《2012年6月28日撮影》 |
甲虫目ハンミョウ科 |
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マガタマハンミョウ
Cicindela ovipennis |
教育センターの裏手の山で見ることがあります。後翅が退化しているため飛ぶことはできず、地面を素早く走り回ります。
《標本:2013年9月12日採集》 |
甲虫目ハンミョウ科 |
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キタマイマイカブリ
Damaster blaptoides viridipennis |
マイマイ(カタツムリ)を食べることからこの名がつけられました。キタマイマイカブリは、マイマイカブリの東北北部に分布する亜種で、他の地域の亜種に比べて特に色がきれいです。後翅は退化して飛ぶことはできません。
《2012年10月25日撮影》 |
甲虫目オサムシ科 |
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オオスナハラゴミムシ
Diplocheila zeelandica |
分布は広いのですが、あまり多くないようです。教育センターでは、この写真の個体以外は見たことはありません。非常階段の灯火に飛んできたようです。
《2012年7月14日撮影》 |
甲虫目オサムシ科 |
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エンマムシモドキ
Syntelia histeroides |
一見クワガタムシの雌のようにも見えますが、エンマムシモドキ科というグループに属し、日本ではこの1種のみの珍しい種です。写真の個体は、なぜか教育センターの廊下を歩いているところを見つけました。
《標本:2009年6月24日採集》 |
甲虫目エンマムシモドキ科
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スジクワガタ
Dorcus striatipennis striatipennis |
小型のクワガタムシで、この写真は雌です。一見コクワガタと似ていますが、スジクワガタは、名前の通り、上翅にはっきりしたスジがあります。雄の場合は大顎の形で区別できます。
《2015年6月5日撮影》 |
甲虫目クワガタムシ科 |
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カブトムシ
Trypoxylus dichotomus septentrionalis |
教育センター周辺の雑木林で発生するようで、街灯に飛んでくることがあります。お金を出せばペットショップで手軽に手に入りますが、やはり野生の個体を苦労して採集することが自然を知る大切な体験となります。
《2009年8月8日撮影》 |
甲虫目コガネムシ科 |
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マメコガネ
Popillia japonica |
名前の通りクズやダイズなどマメ科の植物を好みますが、バラ科やブドウ科などの様々な植物を食べます。この小さなコガネムシが、日本からの輸出品に紛れて北アメリカに渡って大発生し、「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれ農業害虫になっています。
《2006年7月23日撮影》 |
甲虫目コガネムシ科 |
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ゲンジボタル
Luciola cruciata |
成虫は、7月頃に出現します。幼虫は、河川にすむ水生昆虫で、カワニナなどの巻貝類を食べます。この写真の個体は、いつの間に入って来たのか、教育センターの生物研修室の机の上に居たところを撮ったものです。
《2012年7月18日撮影》 |
甲虫目ホタル科 |
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ヒメマルカツオブシムシ幼虫
Anthrenus verbasci |
ウールや絹、毛皮など動物性の繊維でできた衣類の害虫として知られる小さな昆虫です。名前の通り、カツオ節や煮干しなどの乾物も食べます。教育センターの廊下で見つけ、試しに市販のザリガニの餌を与えたら、よく食べていました。後日無事羽化しました。
《2014年4月22日撮影》 |
甲虫目カツオブシムシ科 |
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キイロテントウ
Illeis koebelei |
名前の通り鮮やかな黄色の体長5mmほどのテントウムシです。成虫・幼虫とも植物に寄生する菌類を食べます。カボチャやキュウリなどを植えていると、葉に白く粉を吹いたように、ウドンコ病が発生することがあります。このような病気になった葉をよく見ると、このテントウムシを見つけることができます。
《2015年7月29日撮影》 |
甲虫目テントウムシ科 |
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ジュウロクホシテントウ
Sospita oblongoguttata |
翅の斑紋は丸くなく、三角形い近い形をしています。山地のアカマツ等の針葉樹林に生息します。教育センターでは、あまり見かけない珍しい種ですが、裏の山にマツが多く見られますので、そこから来たのでしょう。
《2015年7月13撮影》 |
甲虫目テントウムシ科 |
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ナミテントウ
Harmonia axyridis |
最もよく見かけるテントウムシです。冬には建物の中に入り込んで集団で越冬します。窓枠にびっしり居て驚くことがあります。この写真は、室内で栽培していたアブラナに発生したアブラムシを食べて成長した個体を撮ったものです。黄色い翅にやがて斑紋が浮き上がってきます。
《2012年5月25撮影》 |
甲虫目テントウムシ科 |
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オオニジュウヤホシテントウ
Henosepilachna vigintioctomaculata |
ジャガイモ、トマト、ナスなどのナス科植物の害虫として知られます。ジャガイモを植えると、すぐにどこからともなくやってきます。捕まえると黄色い液体を出しますが、この液の不快なにおいと苦い味で、外敵から身を守っています。
《2015年5月26日撮影》 |
甲虫目テントウムシ科 |
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キマワリ
Plesiophthalmus nigrocyaneus |
雑木林にすみ、伐採木、倒木や枯れ木の上などを歩き回っています。幼虫は、朽木の中にすんでいます。教育センター敷地内では時々見かけます。この写真の個体は、駐車場脇のコンクリートの上を歩いているところを見つけたものです。
《2012年6月28日撮影》 |
甲虫目ゴミムシダマシ科 |
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アオカミキリモドキ
Nacerdes waterhousei |
夏になると、しばしば灯りに飛んできます。一見カミキリムシに似ていますが、翅は柔らかく、弱々しい印象を受けます。しかし、体液にはカンタリジンという毒が含まれており、この体液に触れると皮膚炎を起こしますので、注意が必要です。
《2012年7月25日撮影》 |
甲虫目カミキリモドキ科 |
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ゴマフカミキリ
Mesosa japonica |
低山地の広葉樹の伐採木の上でよく見かけますが、カラマツなどの針葉樹の材木でも見られます。この写真の個体は、教育センターの建物の外壁にとまっていました。
《2015年9月24撮影》 |
甲虫目カミキリムシ科 |
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コバネカミキリ
Psephactus remiger remiger |
その名前の通り、上翅が短く腹部と後翅が出ています。身軽なのか、甲虫にしては良く飛びまわり、一瞬ハチが飛んでいるようにも見えます。教育センターの駐車場で見つけましたが、普段は広葉樹林にすんでいます。
《標本:2011年7月22日採集》 |
甲虫目カミキリムシ科 |
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ゴマダラカミキリ
Anoplophora malasiaca
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大型のカミキリムシの中では数が多い方です。教育センターでは、しばしばサクラ類の木に止まっているところを見かけます。
《2014年7月3日撮影》 |
甲虫目カミキリムシ科 |
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シロスジカミキリ
Batocera lineolata |
日本のカミキリムシ科の中では最大種で、体長は5cmほどもあります。幼虫は、クリやコナラ、ヤナギなどの広葉樹の幹の中にすみ、樹木の害虫とされることもあります。冬が寒い岩手県では珍しい種でしたが、ここ数年見かける機会が増えてきました。
《2015年6月4日撮影》 |
甲虫目カミキリムシ科 |
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ツツジコブハムシ
Chlamisus laticollis
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ツツジムシクソハムシという不名誉な別名があります。なるほど離れてみるとアゲハの幼虫の糞のようにも見えますが、アップで見るとなかなかかわいらしい姿をしています。
《2014年9月19日撮影》 |
甲虫目ハムシ科 |
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オオゾウムシ
Sipalinus gigas
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名前の通り日本で最大のゾウムシです。体は非常に硬く、標本にする際に、昆虫針を簡単には刺すことができないほどです。
《2012年7月17日撮影》 |
甲虫目オサゾウムシ科 |