2024.09.30|岩手県立総合教育センターメールマガジン
教育センターニュース
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岩手県立総合教育センター
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 このメールマガジンは、岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校などへ教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けするために発行しています。

[目次]
■1〔お知らせ〕「令和6年度岩手県立総合教育センター・生涯学習推進センター合同一般公開」のご案内

■2〔コ ラ ム〕「六信五行」


[本文]
■1〔お知らせ〕「令和6年度岩手県立総合教育センター・生涯学習推進センター合同一般公開」のご案内
今年もセンター合同一般公開を開催いたします。
会場ごとに、小グループに分かれて、様々な学習・体験をすることができます。
昨年度よりも多くの学習・体験プログラムを用意しております。
(各プログラムの内容については総合教育センターのHPにてご確認いただけます。)
たくさんの申込みをお待ちしております。
一般公開HP: https://www1.iwate-ed.jp/02sougou/06koukai.html#ippannkoukai
日時:11月2日(土) 午前の部 9:45~11:45 午後の部 13:15~15:15
会場:総合教育センター・生涯学習推進センター
対象:小学生

<総合教育センター会場>
A【スタンプラリー】わくわくセンター謎解きウォーク
B【製作】スノードームを作ろう
C【体験】コマ撮り撮影でアニメーションを作ってみよう!
D【体験】えいごであそぼう!
E【製作】ねんどをこねこね たのしく けしゴムをつくろう!
F【体験】秋の花をいけてみよう
G【体験】-196℃を体験しよう!
H【体験】光るスライムをつくろう!&冬の星空を見よう@プラネタリウム
I【体験】ちりめんモンスターを探せ!
J【体験】電気自動車にふれてみよう!
K【学習】ボール型ロボットをプログラミングで動かそう!
L【製作】毛糸村の楽しいどうぶつたち
●お申込みは、お子様1人につき1回とします。(きょうだいの場合は、それぞれ申し込んでください)。
●必ず保護者の付き添いをお願いします。(きょうだいで別々のプログラムに参加の場合はそれぞれ付き添いをお願いします。)
●収集した個人情報は、当事業のみに利用し、第三者に提供することはしません。
●申込締切10月15日(火)※応募多数の場合は、抽選となります。
●抽選結果は、メールでお知らせします(10月22日頃)。
申込はこちら→ https://forms.office.com/r/69RgYaCkGW

<生涯学習推進センター会場>
【ライブ配信体験】君も今日からユーチューバー!!(※定員あり)
【ニュースポーツ体験】フィンランド生まれのモルックに挑戦!
【創作】小さなオリジナルクリスマスツリーを作ろう!
【創作】マリンキャンドルを作ろう!(先着25名)
【ロープワーク体験】キャンプに役立つロープワークに挑戦!
 ※ライブ配信体験のみ事前申込が必要です。各回定員10名(午前2回・午後2回)計40名
 ※その他は時間内に自由に体験できます。

申込はこちら→ https://manabinet.pref.iwate.jp/index.php/061102open_house/



■2〔コラム〕「六信五行」
 
 夕食を食べに入った店で、2024年8月10日と1445年2月14日が交互に点灯し、その日の5回の礼拝時刻を示したアザーン時計が目に留まりました。ヒジュラ歴と礼拝時刻を懐かしく感じると同時に、イスラムで生活する人々の生き方を思い出しました。
 私は、イスラム教を国教とするサウジアラビアで生活していたことがあります。ニュースでは、イスラム過激派組織によるテロや戦争が報道されるので、「イスラム=怖い」というイメージが付いてしまっているかもしれません。しかし、私が肌で感じたイスラムは、「日本人の常識を超える親切な国」でした。
 イスラムは、神の言葉「クルアーン」の教えに基づいて生活しています。その中には、「六信五行」という信じるべき6つのこと、行うべき5つのことが示されています。五行の3つ目には「喜捨」があり、「収入の一部を貧者、孤児や老人などの弱者に分け与えること」とされています。
 家族でサウジ国内を旅行していた時の出来事ですが、偶然居合わせた男性に声をかけられ、そのまま自宅に招待されました。家の中を案内してもらい、料理をごちそうになった上に、小学1年生の息子は民族衣装のトーブとシュマーグ、3歳の娘はおもちゃを頂きました。この時に限らず、家に招待されるということは当たり前のようにありました。イスラムの方々は、人との交わりを楽しみ、見ず知らずの旅人を家に連れてきておもてなしをします。イスラムの教えでは、旅人は貧者や孤児とともに喜捨の対象で、その土地を知らない弱者であるという教えになっているようです。
 また、イスラムでは、ラマダン月の約1か月間は断食(日の出から日没まで。断食は五行の4つ目。)を行います。日没後の食事をイフタールと呼びますが、この期間は、街のいたるところにイフタールを無料で提供する場所ができます。これは、裕福な人が提供するもので、私の職場のそばにもあったため見に行ったことがありますが、イスラム教徒でない私にも食事をしていってと声をかけてもらい、水、ナツメヤシ、炊き込みご飯、揚げ物、煮物、果物などを大勢の信者と一緒にいただいた思い出があります。
 イスラムの方々は、人と交わることを喜びとし、他人を思いやる心のゆとりを持ち合わせています。そして、親切な人の割合と親切の度合いが高いように感じます。ヒジュラ歴を見て、忘れかけていたサウジアラビアでの思い出がよみがえりました。


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