2024.10.29|岩手県立総合教育センターメールマガジン
教育センターニュース
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岩手県立総合教育センター
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メールマガジン
 このメールマガジンは、岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校などへ教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けするために発行しています。



[目次]
■1〔研修推進〕公開研修のご案内

■2〔お知らせ〕「いわてTeacherサポートメール」(Tサポメール)を配信します!

■3〔コ ラ ム〕「クイズ」


[本文]
■1〔研修推進〕公開研修の案内
 教育センターでは、11月下旬から12月下旬にかけて、以下のとおり、研修講座を開催いたします。たくさんの先生方の申込みをお待ちしています。

◎〔3674〕授業におけるICT活用研修講座
【実施期日】11月22日(金)    【申込締切日】11月7日(木)
【募集対象】小・中・高・特   【定員】20名
 授業におけるICTの活用について学びます。学習指導要領における情報活用能力の位置付けについて理解を深め、ICTを活用した児童生徒の深い学びにつなげるための授業づくりについて研修します。その講義内容を踏まえて、希望するアプリケーション(Kahoot!等)を活用した学習展開案を作成します。模擬授業を行い、実践的にICT活用について考えを深めます。

◎〔3651〕家庭科における消費者教育研修講座
【実施期日】11月22日(金)    【申込締切日】11月8日(金)
【募集対象】小・中・高・特   【定員】10名
 成年年齢引下げを受け、実践的な指導が求められる消費者教育について、家庭科及び家庭分野の小・中・高の系統性を踏まえた指導のポイントを確認します。また、消費生活アドバイザー等による講義、授業づくりや教材づくりの演習を通して、家庭科の学習と消費者教育をどのようにつなぐか、考えを広げ深める講座です。

◎〔3673〕Excel研修講座(初級・中級)
【実施期日】12月20日(金)      【申込締切日】12月6日(金)
【募集対象】小・中・高・特・事務  【定員】16名
 Excelを利用した校務の効率化や、児童生徒がソフトウェアを活用するためのポイントについても触れながら、初級と中級に分かれて演習を行います。初級は、成績シートや会計シートの作成を通して、基本操作の習得を行います。中級は、よく使う関数とグラフ化の方法を習得し、意図するシートの作成を行います。

◎〔3676〕わくわくミシン指導スキルアップ研修講座
【実施期日】12月25日(水)    【申込締切日】12月11日(水)
【募集対象】小・中・高・特   【定員】10名
 製作実習におけるミシン操作や安全指導のポイントについて学びます。また、小・中・高等学校の系統性を踏まえながら、製作教材について構想したり、教材見本等を製作したりします。基本的な内容を学びたい方や教材づくりをしたい方、中学校免許外や特別支援学校の方も受講できます。

◎〔3675〕プレゼン・動画編集初級研修講座
【実施期日】1月10日(金)        【申込締切日】12月20日(金)
【募集対象】幼・保・こ・小・中・高・特 【定員】15名
 PowerPointを使用してプレゼンテーション資料を作成する際のポイントや基本的なルールと、Clipchampを使用して動画を編集する際のポイントや基本的な操作について、講義と実習を行います。実習では、児童生徒の深い学びにつなげるための授業で活用できる学習用の教材スライドや動画教材の作成を行います。




■2〔お知らせ〕「いわてTeacherサポートメール」(Tサポメール)を配信します!
 
 教育センターでは、岩手県内の幼稚園・保育所・認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の教員向けに、最新の教育情報やICT活用事例、当センターの閲覧室にある教育書の情報などを1週間に1回程度、情報発信します(11月中旬に配信予定)。
 なお、本メールマガジンは、令和7年3月をもちまして、「いわてTeacherサポートメール」に統合いたします。
 本メールマガジンを個人のメールアドレスでご登録いただいている場合は、以下のURLからフォームを開いていただき、新規登録の手続きをお願いいたします。

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 本メールマガジンを学校代表のメールアドレスでご登録いただいている場合は、自動的に「いわてTeacherサポートメール」に登録いたしますので、手続きは不要です。


■3〔コ ラ ム〕「クイズ」
 
 夕食時のこと。家族が作ってくれた料理を食べながら、何気なく「これ、美味しいね。どうやって味付けしたの?」と聞いた。返ってきた言葉は、「さて、何でしょう?」
 我が家は、こうやって毎晩のようにクイズが始まる。(えー、仕事でも散々頭を使って考えてきたのに、帰ってきてからも考えなきゃいけないの?)と思ってしまいがちな私をよそに「何だと思う?」と重ねてニコニコして聞かれると、さすがに考えざるをえない。自分の中の経験と知識を総動員して答えてみる。「〇〇」「違います!」「えー!じゃあ、●●」「ブー!」こんなやりとりがしばし続き、結局正解に辿り着けたのは、私ではなく、途中から参戦した娘の方。ふと気付くと、ちょっと悔しくなって、次こそは当てる!と内心思っている自分がいた。
 思い返すと、私たちは、授業でもよく子供達にクイズを出してきたと思う。ちょっと気の抜けた雰囲気だった教室が、クイズによって活気が生まれる体験をしたことがある人も少なくないだろう。なぜ、クイズがこんなにも雰囲気を変えるのか。それは、一瞬であっても一人一人が自分で考えることが当然の時間になるからだろうか。本来、考えるって楽しいことなのだと思う。自分の知っている知識と与えられたヒントを元に思いを巡らせ、正解に辿り着こうとする過程は、誰にとっても主体的になれる時間なのだと思う。そして、正誤に関わらず考える時間があった物事は、心のどこかには残っていて、その後の自分を豊かにしてくれるものでもあると思うのだ。
 夕食時のクイズの答えはオイスターソース。私は、あの後、オイスターソースの瓶を目にするたびに、このソースがあの味になることを私は知っているんだから、と少し誇らしげな気持ちになる。考えて知識がつながることは、同じ対象を見たときに、前より奥行深く見えるようになることでもあると思う。そして、考えるために使った時間の分だけ、考える時間を共有した家族の存在が自分の中で色濃くなっていることにも気付く。(考えなきゃいけない)と消極的だった自分は、いつの間にか、今日は何がクイズになるかな、と思いながら帰途につく自分に変換されていた。

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