会長挨拶
岩手県教育研究所連盟 会長  佐々木 寛  
 
 岩手県教育研究所連盟は、昭和33年に県内各地の教育研究機関が相互の連携を密にしながら教育に関する調査研究の充実と促進を図り、本県教育の推進・向上に寄与することを目的として発足いたしました。以来、本県が直面する教育課題を解決すべく、すべての教育関係者が力を合わせ、研究と実践に邁進して参りました。
 国際情勢の不安定化や少子高齢化社会の進展など、国内外の政治的・社会的情勢は目まぐるしく変化しています。それに伴い、教育を取り巻く状況もより一層多様化・複雑化しています。そのような中、学校教育は大きな転換期を迎えています。また、新型コロナウイルス感染症が教育に及ぼした影響も看過できません。マスクを介したコミュニケーションに慣れてきた子どもたちの不安や動揺を解消するためという面からも、落ち着いて学習できる環境の整備や、居場所づくりが以前にも増して重要になってきています。
 そのような現況を踏まえ、今年度の定期総会・研究協議会では、「授業改善・学力向上」及び「不登校・適応指導教室」について課題を共有し、議論を深めました。今後各研究所において有意義な研究がなされるものと期待しています。
 本年度の事業につきましても、本県教育の充実に資するよう皆様のお力添えをいただきながら進めて参りたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
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