所報 No.56
岩手県立総合教育センターマーク

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企画調査室長 澤藤耕平 満足度66.8%・活用される研修・研究を目指して
 
研修の満足度
 当センターでは、すべての研修講座修了後にアンケートを実施しております。これは、研修者が研修内容をどのように受け止めたかを知り、研修講座の改善に役立てるために行っているものです。以前は、記述のみのアンケートでしたが、最近は、A(とても役に立った)、B(役に立った)、C(役に立つものが少なかった)、D(役に立たなかった)の4段階評価も行い、研修者の満足度の把握にも努めております。
 タイトルの数字66.8%は、平成17年度に当センターが開催した研修講座における研修者の満足度「A」の割合です。
 昨年度の研修講座アンケートの目標値は、「A」評価70%以上としておりましたので、少し及びませんでした。今年度も同様の目標値を設定し、研修者に満足いただける研修を行うよう努めております。

研修の追跡調査
 研修講座は、研修内容が研修者によって活用され、児童生徒に反映されてこそ成果があったということができます。
 そこで、基本研修II(10年研)や特別研修の一部で、研修者に対して研修の活用状況調査を行っております。それは、研修者が学校に戻ってから研修内容を活用したかどうか、また、そのときの児童生徒の様子はどうであったかという内容です。
 昨年度は、活用したという研修者から回答をいただきましたが、3割程度の回収にとどまりました。今年度は活用の有無にかかわらず、研修後の状況を把握することにしております。

研究の評価と成果の普及
 成果の活用という観点からすると、当センターが行っている研究についても同様のことがいえます。
 そこで、センターでは先生方に活用される研究を目指して、様々な取り組みを行っております。
 その一つは、研究の内部評価です。センターでは年数回、所内で研究検討会を行っております。その際、研究のわかりやすさ、活用しやすさといった観点で所員同士が厳しく評価を行い、改善に努めております。
 もう一つは、研究の外部評価です。すなわち、学校の先生方から評価をいただくことです。センターでは、研究成果をCD版で各学校に送付するとともに、Webページにも掲載し普及を図っております。そのCDにアンケートを添付して活用状況を調査しております。また、教育研究発表会の際も、所員の研究を参加者に評価していただいております。
 その他には、個々の研究概要をまとめたリーフレットを作成しております。これを、センターのロビーに配架し、研修に訪れた方々が気軽に手にとって見ることができるようにしております。

児童生徒の成長を願って
 当センターでは、学校の先生方や研修者など多くの方々の声に耳を傾け、活用される研修・研究を目指しております。そして、その成果が児童生徒の成長に役立つことを願っております。

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