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ここから本文中学校数学教育用コンテンツの活用(第1年次)

研究主題

  • 中学校数学科における教育用コンテンツの活用に関する研究
    −学習定着度状況調査の分析をふまえた単元の展開を中心に−

研究スタッフ

情報教育室

  • 橋由紀男

研究協力校

  • 花巻市立矢沢中学校

研究計画

研究の年次

 この研究は、平成17年度から平成18年度にわたる2年次研究である。

研究目的

 本県では、毎年学習定着度状況調査が実施され、平成16年度の結果については平成16年12月22日に公開されている。中学校数学科では、「文字式の利用」「方程式の文章問題」「関数のグラフ」「図形の面積,体積を求める」の項目について正答率が高いとは言えない結果が表れている。一方で、国や県の施策をとおして、情報機器の整備や教育用コンテンツの開発がすすめられており、中学校数学科においても情報機器を活用することにより、学習内容をわかりやすく展開することが期待されている。

 しかし、中学校数学科の学習指導に用いる多くの教育用コンテンツが開発されているものの、単元により充実の度合いに差がみられたり、実際の指導内容と結びつけられなかったりする状況がみられる。

 このような状況を改善するためには、中学校数学科の学習指導において有効と思われる教育用コンテンツの収集と開発に加え、指導内容と教育用コンテンツの対応表を作成する必要があると考える。このことにより、教師は教育用コンテンツを用いたわかりやすい授業を展開することができ、生徒に学習内容の理解を促すことができると考える。

 そこで、本研究では、学習定着度状況調査の分析をふまえた単元の展開を中心に、中学校数学科における教育用コンテンツの活用を明らかにし、授業実践をとおして、中学校数学科の学習指導の充実に役立てようとするものである。

研究報告

平成17年度分