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領域 |
研 究 主 題 及 び 概 要 |
h18_01a2 |
国語科指導 |
中学校第2学年国語科における文章の構成や展開をとらえる力を育てるための研究
−説明的文章での「Gアップシート」の活用を通して−
花巻市立湯本中学校 齊藤 奈津子
研究の概要
この研究は、「Gアップシート」の活用をとおして、文章の構成や展開をとらえる力を育てる学習指導の在り方を明らかにし、中学校国語科の学習指導の改善に役立てようとするものである。「中核となる力」が焦点化された「Gアップシート」と、その効果を高めるための「ふり返りカード」を活用することにより、目標をもち、学び、振り返るというサイクルが定着し、文章の構成や展開をとらえる力を育てられることが明らかになった。 |
キーワード
Gアップシート 中核となる力 評価問題 実現状況の把握 中学校国語 文章の構成や展開をとらえる力 |
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h18_01a3 |
国語科指導 |
中学校国語科において古典を理解する力を育むための研究
−「Gアップシート」の活用をとおして−
雫石町立雫石中学校 小田中 一
研究の概要
この研究は、「Gアップシート」の授業における活用をとおして、古典を理解する力を育むための学習指導の在り方を明らかにし、古典指導の改善に役立てようとするものである。「Gアップシート」を活用した学習指導は、古典を理解する力(正確な音読、文章の特徴と表現技法の把握、心情や情景の読み取り、古人のものの見方や考え方・感じ方の理解)を育む上で有効な手段であり、古典指導の改善に役立つことが明らかになった。 |
キーワード
国語 古典(古文) Gアップシート 音読 内容(文章の特徴・表現技法・心情・情景)の確認 理解・定着 |
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h18_03a2 |
数学科指導 |
中学校第1学年数学科における「数学的な表現・処理」の力を高めるための研究
−「数と式」領域での「Gアップシート」の活用をとおして−
岩手町立沼宮内中学校 及川 剛
研究の概要
この研究は、中学校第1学年数学科の「数と式」領域において、「Gアップシート」の活用をとおして、「数学的な表現・処理」の力を高めるための学習指導の在り方を明らかにし、学習指導の改善に役立てようとするものである。授業の終末段階での「Gアップシート」の活用による実現状況の把握は、個々に必要な家庭学習の内容の設定につながり、「数学的な表現・処理」の力を高めることに有効であることが明らかになった。 |
キーワード Gアップシート 数学 評価問題 家庭学習 数学的な表現・処理 |
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h18_03a3 |
数学科指導 |
中学校数学科における「関数関係を表現し考察する能力」を高めるための研究
−「一次関数」での「Gアップシート」の活用をとおして−
花巻市立花巻中学校 宮川 琢夫
研究の概要
この研究は、「Gアップシート」を活用した授業実践をとおして、一次関数の指導の改善に役立てようとするものである。授業の終末部分に「Gアップシート」を活用して授業での実現状況を振り返らせ、さらに単元のまとめの時間に「Gアップシート」のポイントを学習構造チャートに書き込ませて学習内容の関連を考えさせることで、「関数関係を表現し考察する能力」が高まり、一次関数の指導が改善されることが明らかになった。 |
キーワード
Gアップシート 指導と評価 授業の振り返り 学習構造チャート |
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h18_09a2 |
英語科指導 |
中学校第2学年英語科における書く力を高めるための研究
−「Gアップシート」の活用をとおして−
盛岡市立北陵中学校 佐藤 亨
研究の概要
この研究は、授業において「Gアップシート」を活用することをとおして、書く力を高めるための指導を明らかにし、中学校第2学年英語科の「書くこと」領域の学習指導の改善に役立てようとするものである。授業実践の結果、「Gアップシート」を活用し、自分の経験や身のまわりの情報について自己表現活動として書かせる指導は「まとまりのある英文を書く力」を高めることに役立つことが明らかになった。 |
キーワード
Gアップシート 自己表現活動 書く力 指導と評価 |
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英語科指導 |
中学校第1学年英語科における読み取る力を高めるための研究
−「Gアップシート」の活用をとおして−
奥州市立江刺第一中学校 伊勢 寛臣
研究の概要
この研究は、「Gアップシート」の活用をとおして、読み取る力を高めるための学習指導の在り方を明らかにし、中学校第1学年英語科の学習指導の改善に役立てようとするものである。Gアップシートを活用することで、学習内容をその場で確認したり練習させたりすることができ、学習内容の定着を図ることができた。また、生徒に質・量ともに適切な練習を行わせることができ、語彙力・文法力の向上や正確に把握する力を高めることにつながることが明らかになった。 |
キーワード
中学校英語 Gアップシート 指導と評価 読み取る力 |
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総合的な学習の時間 |
小学校英語活動における英語に慣れ親しませる指導に関する研究
−言語を習得する流れに沿った指導過程と自己表現活動の工夫をとおして−
一関市立一関小学校 松島 俊二
研究の概要
この研究は、言語を習得する流れに沿った指導過程と自己表現活動を工夫することをとおして、英語に慣れ親しませる指導について明らかにし、小学校英語活動の改善に役立てようとするものである。授業実践をとおして、児童の「聞こうとする意欲」、「話そうとする意欲」、会話をすることによって得られる「満足感」の高まりが見られたことから、小学校英語活動における英語に慣れ親しませる指導について明らかになった。 |
キーワード
総合的な学習の時間 小学校英語活動 指導過程 自己表現活動 |
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算数科指導 |
第5学年算数科「小数のかけ算」の計算の仕方についての理解を図る授業展開に関する研究
−アニメーション機能を生かしたコンピュータ教材の開発と活用をとおして−
盛岡市立巻堀小学校 雨森 英明
研究の概要
本研究では、第5学年算数科「小数のかけ算」において、図の大きさや数直線の長さが変化するアニメーション機能を生かした提示用コンピュータ教材を開発し、授業実践を行った。その結果、児童は計算の仕方を考え、小数を整数に置き換えること、整数の計算をすること、小数点を移動することを理解し、説明できるようになった。このことから本研究における指導の手だては有効であることが確かめられた。 |
キーワード
算数 小数のかけ算 計算の仕方 コンピュータ教材 アニメーション機能 |
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情報教育 |
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算数科指導 |
小学校算数科分数のかけ算における計算の仕方が分かり適切に用いる力を高める学習指導の関する研究
−コンピュータ教材の開発をとおして−
一戸町立一戸小学校 山本 太
研究の概要
本研究では、小学校6年算数科分数のかけ算の指導において身のまわりのものと数直線や面積図と数式を意図的に提示するコンピュータ教材の開発を行い、授業実践を行った。その結果、児童は、「分数のかけ算が何を求める計算なのか」「なぜ分母どうし分子どうしかけるのか」を理解し、文章問題が解けるようになった。このことから本研究の指導の手だては有効であることが確かめられた。 |
キーワード
小学校算数 分数のかけ算 計算の仕方 コンピュータ教材 情報教育 |
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情報教育 |
h18_17d2 |
国語科指導 |
複式学級における自分の考えを広げ深める国語科「読むこと」の指導に関する研究
−学び合いをうながすノートの活用をとおして−
奥州市立大田代小学校 青沼 徹
研究の概要
この研究は、学び合いをうながすノートの活用をとおして、自分の考えを広げ深める国語科「読むこと」の指導について明らかにし、複式学級の学習指導の改善に役立てようとするものである。ノートを基に、互いの考えを伝え合ったことで、自分の考えと友達の考えの共通点や相違点に気付いたり、自分の考えを見直したり、自分の考えを広げ深めることができたことから、国語科「読むこと」の指導において役立つことが明らかになった。 |
キーワード
国語科 複式学級 ノートの活用 学び合い 間接指導 読むこと |
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小規模・複式指導 |
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特別支援教育 |
聾学校小学部の自立活動におけるコミュニケーション能力を育てる指導に関する研究
−場面の状況の把握を促すロール・プレイングを取り入れた指導をとおして−
特殊学級におけるよりよい人間関係をはぐくむ指導の在り方に関する研究
−ソーシャルスキル・チェックシートの作成をとおして−
一戸町立一戸小学校 今野 智章
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h18_20c1 |
教育相談 |
学校不適応児童とのリレーション形成に関する研究
−初期面談場面における受容的・共感的かかわりを中心にして−
遠野市立鱒沢小学校 松井 康博
研究の概要
この研究は、援助者がどのようにかかわれば面談の基盤となるリレーションを形成できるかを明らかにし、学校不適応児童の指導・援助に役立てようとするものである。児童の言語・非言語の観察、援助者の言語・非言語のかかわり、興味関心を示す活動を共に行う受容的・共感的かかわりを初期面談場面に位置づけた指導・援助を行うことで、学校不適応児童とのリレーション形成につながる受容的・共感的かかわりがより明らかになった。 |
キーワード
リレーション 初期面談場面 安心感 肯定感 受容的・共感的かかわり 言語・非言語 |
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h18_20c2 |
教育相談 |
学級における生徒一人一人のコミュニケーション能力を高める指導・援助に関する研究
−コミュニケーション・スキルを位置付けた活動場面の工夫をとおして−
釜石市立釜石中学校 吉田 均
研究の概要
この研究は、コミュニケーション・スキルを位置付けた活動場面の工夫をとおして、学級における生徒一人一人のコミュニケーション能力を高めるための指導・援助の在り方を明らかにしようとするものである。コミュニケーションにおいて基本的スキルを「確実に技術を習得し定着しやすいもの」と位置付け、「朝の会」「帰りの会」「学級活動」の中で指導実践を行った結果、円滑なコミュニケーションを図るための関係づくりに役立つことが明らかになった。 |
キーワード
教育相談 コミュニケーション能力 基本的スキル 朝の会 帰りの会 学級活動 |
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h18_20c3 |
教育相談 |
学校不適応生徒の自己受容を図る指導・援助に関する研究
−自己像を再構築する振り返りをとおして−
岩手県立福岡高等学校 伊東 由香理
研究の概要
この研究は、自分を肯定的に受け入れにくくなっている生徒が、自己像を再構築する振り返りをとおして、自己受容を図る指導・援助の在り方を事例的に明らかにし、学校不適応生徒の指導・援助に役立てようとするものである。なりたい自分を見つめながら、資源を生かした行動を積み重ねる中で、その行動を振り返り、自分のできていることに目を向けられるようにしていくことは、自己受容を図る指導・援助に役立つことが認められた。 |
キーワード
自己受容 自己像 振り返り |
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