岩手県立総合教育センター 教育研究
平成20年度 第164号
所員研究発表資料集


 平成21年1月6日〜7日に開催した岩手県教育研究発表会で発表した研修主事や長期研修生の研究23主題を「平成20年度岩手県立総合教育センター教育研究第164号」として,掲載しています。各学校等でご活用ください。
研究主題をクリックすると、ファイル(PDF形式)が開きます。
No 領域 研究主題及び内容 年次 担当
h20_11a5 キャリヤ教育
小・中学校におけるキャリア教育の推進に関する研究
−キャリア教育モデルカリキュラムの作成をとおして−

研究の概要
 この研究は,各校のキャリア教育推進を支援する資料として,指導の方向性・具体的な実践事例や指導計画,実践上のポイント等を示したキャリア教育モデルカリキュラムを提示し,小・中学校におけるキャリア教育の推進に役立てようとするものである。そこで,既存の「小学校キャリア教育モデルカリキュラム」につながる中学校キャリア教育モデルカリキュラム(「中学校キャリア教育」実践の手引き)を作成し,提示した。
キーワード
キャリア教育 中学校キャリア教育 モデルカリキュラム 推進の手順 全体計画全体構想表
19〜20 教科領域教育担当
h20_08a6 外国語活動
小学校外国語活動の推進に関する研究
−モデルカリキュラムと校内研修プログラムの作成をとおして−
研究の概要
 この研究は,小学校外国語活動の推進において,どのように校内研修が推進されればよいかについて明らかにし,校内研修プログラムを作成・提示することで,小学校外国語活動の充実と指導者の指導力向上に役立てようとするものである。作成に当たっては,小学校外国語活動研修ガイドブックの内容や研究協力員から出された推進上の課題から,研修の要件を8つにまとめ,学校の実態に応じて研修内容を選択できるようにした。
キーワード
学校外国語活動 校内組織 研修計画カリキュラム 英語運用能力研修 マイクロティーチング
19〜20 教科領域教育担当
h20_14c4
h20_16b3
特別支援教育

幼児教育

幼稚園における幼児一人一人が共に育ち合う指導の在り方に関する研究
−特別支援教育園内体制の構築をとおして−
研究の概要
 本研究は,幼稚園における特別な教育的支援を必要とする幼児に対して,教職員の共通理解に基づく指導とそれを支える特別支援教育園内体制の構築をとおして,幼児一人一人が共に育ち合う指導の在り方を明らかにしようとするものである。本年度は,手だてとして作成した保育ガイドを活用し,園内体制づくりの推進と,支援を必要とする幼児への保育にかかわる実践を行った。その結果,保育ガイドの有効性が明らかとなり,特別支援教育園内体制が整備されることで,幼児一人一人が共に育ち合う指導の充実が図られることが明らかとなった。
キーワード
幼稚園 特別支援教育 園内体制 保育 支援 共通理解
19〜20 特別支援教育担当

教科領域教育担当
h20_04b3 理科
理科における学習の定着を図るための観察・実験教材の開発に関する研究
−小・中学校の学習定着度状況調査の分析をとおして−
研究の概要
 小・中学校理科における「学調」で正答率の低い単元を中心に学習内容の定着を図るため,過去2年間に加え理科4領域で「大気圧ディジタル差圧計」「化学変化から電気エネルギーを取り出す教材」など13のより効果的な観察・実験教材を開発した。指導実践は表現力を重視して取り組んだ「大気圧」の単元と,単年度研究では難しかった1学期単元から「だ液の働きを調べる教材」並びに「夏の大三角記録シート教材」について授業を行い,児童・生徒の学習の定着を図ることができた。
キーワード
小・中学校理科 観察・実験教材 学習の定着 学習定着度状況調査
20 科学産業教育担当
h20_06b4 食育
学校・家庭・地域が連携して進める食育の在り方に関する研究
−技術・家庭科における指導計画の作成をとおして−
研究の概要
 技術・家庭科における学校・家庭・地域が連携して進める食育の在り方について,「情報発信による共通理解」,「意図的な家庭実践」,「地場産物を題材とした授業」,「地域の人的資源の活用」の4点を教科指導に位置付けた具体的な指導計画を作成し,授業実践を行った。また,県内の食育推進に資するため,校内体制の整備や食に関する指導事例等を掲載した「食育の進め方ガイドブック」を作成した。
キーワード
技術・家庭科 食育 家庭連携 地域連携 食育担当者
19〜20 科学産業教育担当
h20_12c3 情報教育
学習指導の効果を高めるネットワークの活用に関する研究
−情報活用能力に関連した教材の開発を中心に−
研究の概要
 この研究は,教育の情報化が求められているものの,校内ネットワークの利点や利用のしかたについての理解が十分になされていないために利用されていない現状を改善し,「わかる授業」の実現に役立てようとするものである。そこで,情報活用能力に関連したネットワーク教材を開発し,導入・展開・終末の学習場面に応じた校内ネットワークの利用方法を例示した冊子「ネットワーク利用モデルプラン」を作成した。
キーワード
ネットワーク 学習指導 効果 活用 利用 モデルプラン
19〜20 情報教育担当

研究発表資料を表示・印刷するには、Adobe Reader が必要です。

戻るトップページに戻る

岩手県立総合教育センター

〒025-0301 岩手県花巻市北湯口第2地割82番1
TEL:0198-27-2711(代)
FAX:0198-27-3562(代)

©
The General Education Center of Iwate 2008