平成27年度 岩手県立総合教育センター長期研修生
研究発表資料集
 

 平成28年2月9日〜10日に開催した岩手県教育研究発表会で発表した研修指導主事や長期研修生の研究11主題を「平成27年度岩手県立総合教育センター教育研究第171号」として、掲載しています。各学校等でご活用ください。
リンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。
No
(概要版)
領域 研究主題及び概要
h27_0401 理科
高等学校「化学基礎」における学習指導要領に対応したサポート資料の作成
発表資料
補助資料

岩手県立北上翔南高等学校 平松 訓子

研究の概要
 高等学校において、生徒の化学的に探究する能力と態度を育成するために、目的意識をもって行われる観察、実験の充実を図ることを目的とした。その手段として、導入の工夫や薬品の取り扱いなどの観察、実験に関する情報を集約した理科教員向けの「化学基礎」のサポート資料を作成した。さらに、サポート資料に基づき授業実践を行い、導入の工夫が目的意識の形成に効果的であること明らかにし、その結果をサポート資料に反映させた。
キーワード
 高等学校、化学基礎、サポート資料、観察、実験、目的意識、導入
h27_1205 情報教育
タブレットPCを活用した学習指導に関する研究
―「思考力・判断力・表現力」を高める指導を目指して―【所員との共同研究】
発表資料

盛岡市立渋民小学校  太田  崇


研究の概要
 本研究では、小学校の教科指導において「思考力・判断力・表現力」を高めることを目的とした学習過程を工夫し、タブレットPCを活用した学習指導を行った。
 音楽科においては、児童にタブレットPCで自分の歌っている姿を撮影して歌い方を確認させ、国語科においては、俳句のテーマとしてイメージする場面を撮影し、それを基に俳句を創作させた。このように活用することで、 児童は自分を高めたり変容させたりするためにはどの既習を用いればよいか考えることができるようになり、「思考力・判断力」の高まりが見られた。また、算数科においては、タブレットPCの画面上の式や図、表などを 用いて自分の考えを表現させ、理科においては、自然観察の際に撮影した写真を提示しながら自分の考えを説明させた。このように活用することで、児童は個々に合った方法で表現をすることができるようになり、 「表現力」の高まりが見られた。
キーワード
 小学校、タブレットPCの活用、「思考力・判断力・表現力」を高める指導、ICT活用、学習過程の工夫
h27_1604 特別支援
重度・重複障がいのある児童生徒の教育内容・指導方法の充実に関する研究
―AT・ICT機器を活用した指導実践の提示を通して―
発表資料
補助資料1
補助資料2

岩手県立盛岡青松支援学校 菊池 直実


研究の概要
 重度・重複障がいのある児童生徒が抱える意思表出やコミュニケーション、身体活動等の困難を軽減するための手立ての一つであるAT・ICT機器に着目し、先行研究や、ICT活用状況調査、授業実践を通して、実態に応じた機器やアプリケーションの選択、活用の方法について明らかにした。また、児童生徒が主体的な活動を行うことのできる教育内容・指導方法の充実に役立てるためのICT活用実践資料を作成した。
キーワード
 重度・重複障がい、AT・ICT機器、主体的な活動、ICT活用実践資料
戻るトップページに戻る

岩手県立総合教育センター
〒025-0395 岩手県花巻市北湯口第2地割82番1
TEL:0198-27-2711(代)
FAX:0198-27-3562(代)
© 2016 The General Education Center of Iwate.