■１　『全力投球』

　第８８回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦。早実と駒大苫小牧の一進一退の緊迫した試合。誰もが、斎藤、田中両投手の全身全霊をかけた力投に、そしてエースを支えるナインの好プレーに感動したのではないでしょうか。なぜ、これほど迄に感動させられたのか。それは、一人一人のプレーが魂と魂をぶつけ合う真剣勝負だったからでしょう。
　私たち教師の真剣勝負といえば、やはり授業です。児童生徒一人一人の確かな力を培うためには、教材研究と授業の工夫が必要です。また、校内研修で自らの授業力を切磋琢磨する機会も大切です。
　いよいよ２学期が始まりました。児童生徒の「わかりたい、できるようになりたい、認めてもらいたい」という願いに応えるように、授業づくりに全力投球で挑んでいきたいものです。

　私たちは、子どもの笑顔を求めて授業改善に努めています。つまり、授業力は教師である以上常に問われるものであり、その向上に向けて日々の授業に取り組んでいます。「実践の積み重ね」とよく言われますが、そこにはテーマをもち、子どもの姿を追い求めた手だてがあるはず・・・。
　そこで今月は、学習指導の在り方を探った小・中学校国語、算数／数学科に関する研究を紹介します。

　★基礎的・基本的な内容の定着を図る学習指導に関する研究
　　−小／中学校国語科、算数／数学科における習熟度別指導をとおして−
　http://www1.iwate-ed.jp/kakusitu/kyoukaryouiki/kenkyuseika/kyouka/index.html
　※この研究は、習熟度別指導をとおして、児童生徒一人一人に基礎的・基本的な内容の定着を図る学習指導について明らかにしています。特に、児童生徒が事前のテストや意識調査を踏まえてコース選択を行ったことに特徴があり、子どもたちの意識の変容にも目を向けています。

　第３期（９月〜１月実施分）は、高等学校各教科の指導力・授業力向上を図るための研修や、職員室ＬＡＮ構築、総合的な学習のための研修等、１２講座をラインアップしています。
　国立・県立・私立学校の締切は９月１２日（火）です。当センターへお申し込み下さい。なお、公立幼、小・中学校につきましては、申込みを締め切りましたが、追加募集がある場合は、後日メールでお知らせします。

　★特別研修�U・�V、第３期（１０月〜１月実施分）一覧
　http://www1.iwate-ed.jp/kensyu/h18/dai3ki/index.html

■４　「学童期の指導の在り方−問題行動改善に役立つ１０のポイント−」

■５　算数の提示用教材「いろいろな四角形・三角定規と角度・平行線」

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　http://www1.iwate-ed.jp/news/ml-maga/index.html