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このメールマガジンは、岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校へ、教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けするために発行しています。 | |||||||||
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[目次] |
■1〔お知らせ〕センター一般公開(年に一度の大公開)のご案内 ■2〔コラム〕実体験 |
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■1〔お知らせ〕センター一般公開(年に一度の大公開)のご案内 日時:11月2日(土)9:30~15:30(開場9:20) 会場:総合教育センター・生涯学習推進センター 総合教育センターと生涯学習推進センターでは,11月2日(土)に「いわて教育週間」の一環として,施設や設備を一般の皆さんに公開します。 今年も,実験・体験・遊びをとおして子どもから大人まで楽しく学べるコーナーをたくさん用意しています。 <教育センター会場> 【1・2階】 *子育て相談 *切って・貼って *ハートフルコスモス(展示) 【3階】 *岩塩わり体験! *電気の世界 *顕微鏡の世界 *つくってあそぼう かみこうさく 【4階】 *えいごであそぼう *ねんどをこねこね たのしく けしゴムをつくろう! *夏と冬の星空観察 【体育館】 *毛糸村の楽しいどうぶつたち *WOODでGOOD *クレーンゲームでわっしょい *Kit Car“PIUS”の展示 *パソコンや電子黒板を使ってみよう! *ドローンのプログラミング体験! *プログラミング体験 *スタンプラリー(ゴール地点) <生涯学習推進センター会場> *アニメ映画会&弾き語りライブ *創作活動「プラとんぼ」「缶バッチ作り」 *体験活動「スラックライン」「ストラックアウト」 「グランドゴルフ」(雨天時:シャッフルボード) <飲食・軽食コーナー> *毎年好評をいただいている軽食コーナーや、食堂コーナーも営業します。 【営業時間】 ☆軽食コーナー(教育センター1階)9:30~15:30 ☆食堂(明窓館)10:30~14:30 |
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■2〔コラム〕実体験 20年ほど前から住んでいる我が家には,小さな小さな畑がある。5平米くらいだろう。 家を建てた時に両親が作ってくれた畑だ。両親とは離れて暮らしているが,数年前まで は,二人で定期的に「わざわざ」1時間かけて来て,その畑に肥料をやって土を作り,耕 して苗を植え,草取りをして,収穫できるところまで世話をしてくれていた。 じゃがいも,イチゴ,キュウリ,ナス。そういえば,毎年色々な作物を作ってくれたも のだった。毎年美味しい野菜を供給してもらった。 「孫に収穫の喜びを味あわせたいのだ」と父,母は言いながら作業をしていた。私のた めではなく,息子(孫)のためにやっている。彼らが好きでやっているのだからと,水や り,草取りのような日常の世話をも全くせず,ただただ収穫の瞬間を待ち,その時だけは 両親に感謝して妻,息子とともに大地の恵みを頂いていた。自分で家庭菜園をやることな ど,当時は全く考えなかった。 そんな私が,昨年から家庭菜園を始めてしまった。50の手習いである。母が亡くなり, 畑をやる人がいなくなったこともあるが,大きなものを失った喪失感を補うために,何か を生み出す行為をしたかったのだろうと自己分析している。 手習いと言っても先生はいない。ネット上で検索に引っかかって来た「○○の育て方」 が載っているwebページや動画サービスを参考になんとなくやっている。 ところで,確かに農業に関する知識は乏しいが,体はそうでもないらしく,握ったこと もあまりない鍬を意外に使えたりする。畝もなんとなく作れるし,マルチを張るのもなん となくできる。 インターネットの発達により,情報は格段に取りやすくなってきた。”How to”系の動 画も豊富で,何か新しいことを始めようとしたとき,サポートしてくれる体制は整ってい る。 ところで,私が農作物を育てることができるのは何故かと考えた時,もちろんネットの 力は大きいのだけれども,幼い頃から母親の農作業を傍らでじっと見ていたことが大きい と思っている。実際にやるわけではなく,見ていただけ。その幼い頃の実体験と現在のIT 技術の発達,その二つのことが強く融合しているのではないかと考えているのだ。 たかが家庭菜園の話から,話が飛躍しすぎているのは重々承知。結局私が言いたいの は,疑似体験ではなく,幼少期の実体験は特に重要であること。そしてその効果は,即効 性ということでいうと効果は薄い。ただ,その人の中心に根付き,ジワジワと浸透して, 必ず実をつけるのだと今更気付いたということである。 |
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教育センターニュース メールマガジン 発行元 岩手県立総合教育センター |