2022.10.20|岩手県立総合教育センターメールマガジン
教育センターニュース
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岩手県立総合教育センター
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メールマガジン
 このメールマガジンは、岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校などへ教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けするために発行しています。

[目次]
■1〔研修推進〕公開研修のご案内

■2〔 コラム 〕教育実習

[本文]
■1〔研修推進〕公開研修のご案内
 教育センターでは、12月下旬から1月上旬にかけて、以下のとおり、公開研修講座を開催いたします。冬休みに入り、校務に少しゆとりができるこの時期に研修してみませんか。たくさんの先生方の申込みをお待ちしています。

◎〔3673〕Excel(初級・中級)研修講座
【実施期日】12月22日(木)      【申込締切日】12月8日(木)
【募集対象】小・中・高・特・事務  【定員】16名
 初級と中級に分かれて行います。初級は、成績シートや会計シートの作成を通して、基本操作の習得を行います。中級は、よく使う関数とグラフ化の方法を習得し、意図するシートの作成を行います。
 ※申込時に「集合型・初級」、「集合型・中級」、「ライブ型・中級」の3種類から選択すること。なお、選択する際は、岩手県立総合教育センターWebサイトのトップページにある「お知らせ」に掲載している「2022.10.21公開研修の案内」を確認すること。

◎〔3676〕わくわくミシン指導スキルアップ研修講座
【実施期日】12月23日(金)     【申込締切日】12月9日(金)
【募集対象】小・中・高・特    【定員】10名
 新学習指導要領に対応した製作実習におけるミシン操作と、一斉指導のポイントについて演習します。小学校、中学校、高等学校の系統性を踏まえて、衣食住・消費生活と環境に関連させた教材を構想・製作します。中学校免許外・特別支援学校の方も受講できます。
 ※申込時に【集合型】又は【ライブ型】を選択すること。なお、選択する際は、岩手県立総合教育センターWebサイトのトップページにある「お知らせ」に掲載している「2022.10.21公開研修の案内」を確認すること。

◎〔3651〕小・中学校で学ぶ消費者教育研修講座
【実施期日】12月26日(月)     【申込締切日】12月12日(月)
【募集対象】小・中        【定員】10名
 家庭科及び家庭分野の「C消費生活・環境」の内容について、新設である「買い物の仕組みや消費者の役割」(小学校)、「売買契約の仕組み」、「消費者被害とその対応」(中学校)を中心に消費生活アドバイザーによる講義や授業に活用できる教材づくりを行います。

◎〔3674〕授業におけるICT活用研修講座
【実施期日】12月26日(月)     【申込締切日】12月12日(月)
【募集対象】小・中・高・特    【定員】20名
 授業におけるICTの活用について学びます。学習指導要領における情報活用能力の位置付けについて理解を深め、ICTを活用した授業づくりについて研修します。その講義内容をふまえて、ICTを活用した学習展開案を作成し、模擬授業を行います。

◎〔3675〕プレゼン・動画編集初級研修講座
【実施期日】1月10日(火)     【申込締切日】12月20日(火)12時まで
【募集対象】幼・保・こ・小・中・高・特 【定員】15名
 プレゼンテーションのスライド資料を作成する際の基本的な考え方や留意点と、動画編集の基本及び操作について、講義と実習を行います。実習では持参したデータを用いて、授業で活用するためのスライドや動画教材の作成を行います。
 ※申込時に「集合型」又は【ライブ型】を選択すること。なお、選択する際は、岩手県立総合教育センターWebサイトのトップページにある「お知らせ」に掲載している「2022.10.21公開研修の案内」を確認すること。


■2〔 コラム 〕教育実習
 9月と言えば何を思い浮かべるでしょうか。
 以前勤めた学校では、9月に教育実習が行われていました。毎年、2名から3名の学生が自分の学級に配属になります。学級の子供たちは、自分たちの学級にどんな先生が来るのか、どんなことが得意なのか、どんなことをして遊ぼうか、実習生が来るのを今か今かと楽しみに待っていたものです。
 それまで気が付かなかった子供たちの頑張りや成長の様子を、実習生の授業を通して見ることができる教育実習の期間は、私にとって自分の指導を振り返ることができる貴重な時間でした。そして同時に、自分はなぜ教師になったのか、どんな教師を目指していたのか、改めて教師という仕事について考え、向き合うための大切な時間でもありました。
 教育実習の最終日にはいつも、子供たちからの手紙とこれまでの授業のスナップ写真を収めたミニアルバムを、実習生に贈っていました。「あ~、この授業のとき、こんなことがあったな」とか、「○○先生は、本当に授業が上手になったな」などとこれまでの日々を振り返りながら写真を選ぶ時間は、卒業生を送り出すときの気持ちに似た、嬉しいような寂しいような気持ちになったものです。
 先日、中学校で5時間の単元の授業をさせていただく機会がありました。最後の授業を終えた日に、校長先生からこれまでの授業のスナップ写真を収めた1枚の写真シートをいただきました。「実習生にあげるみたいでごめんなさい」と恐縮されておられましたが、「よく頑張ったね」と言っていただいたようで、とても嬉しく胸がいっぱいになりました。ちょうど9月だったこともあり、教育実習のことが思い出されました。今年も実習生は頑張っているのだろうな。なんだかとても懐かしい気持ちになりました。
 教育センターには、以前自分の学級に配属になった実習生が、本物の「先生」になって研修にやって来ます。あれから数年が経ち、様々な大変さと向き合いながら日々奮闘している先生たちのために、今の自分は何ができるのか。9月のさわやかな秋晴れの空を見上げながら、改めて先生方の役に立つ研修を行っていかなければと思う毎日です。


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