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岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校へ、教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けします。 | |||||||||
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[目次] |
■1 〔コラム〕 『センター一般公開』 ■2 〔研究紹介〕 教科領域教育の研究紹介 ■3 〔研究紹介〕 情報教育の研究紹介 ■4 〔その他〕 センター公開への参加のお礼 |
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[本文] |
■1 『センター一般公開』 去る11月3日(文化の日)、当センター恒例の一般公開が行われました。 当日は、昨年度の350名を大幅に上回る602名の来場により、大賑わいの1日となりました。 今年度に設定したプログラムは、「プラネタリウム」「バーチャルな世界」「木工クラフト」「食育体験」など15種類で、東日本大震災支援写真展や県内専門高等学校や特別支援学校の作品等も展示させていただきました。 中でももっとも多くの来場者を集めたのが「オリジナル消しゴム作り」でした。5色の専用カラー粘土をこねながら自由に形を作り、形ができたら10〜20分煮るとできあがりです。 多くの家族連れが、仲良く制作に励んでいました。最初は硬めの粘土を子どものために柔らかくこねてあげるお父さん、赤と青の粘土を混ぜて紫色を作る子ども、赤と白の粘土をこねて「お寿司ができたよ」という小さな子どもから、リアルなキャラクターを作りながら「粘土べらがほしいな」という本格派まで、思い思いに楽しんでいる姿が印象的でした。 それぞれに学びの要素を盛り込んだプログラムでした。その原点にあるのは「楽しさ」です。つくる楽しさ・さがす楽しさ・体験する楽しさ等が追究しようという意欲につながっていきます。 子どもはもちろん、大人が目をキラキラと輝かせて取り組む様子を見て、私はあらためて学びの本質的なものにふれたような気がしました。 来年度も楽しいプログラムを準備して皆様をお待ちしております。(竜) |
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■2 教科領域教育の研究紹介 生徒指導の三機能から授業を見直してみよう 二学期のまとめの時期になってきましたが、教科指導は順調に進んでいるでしょうか。この研究では、生徒指導の三機能を生かした授業づくりによって生徒が輝く授業を目指すものです。 「生徒に自己決定の場を用意する」 これらの三機能から日常の授業を見直してみませんか。 ★生徒指導の機能を生かした授業づくりの手引き |
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■3 情報教育の研究紹介 短学活で情報モラルの指導を繰り返ししてみよう パソコンや携帯端末を利用してインターネットに接続している生徒は、メールや掲示板・チャットのルールを意識せずに利用するため、書き込みによる気持ちのすれ違いや相手を傷つけてしまう言葉などでトラブルが頻発しています。 また、「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」(文部科学省、2009)によると、携帯電話の所持率は学年を追うごとに上がり、高校一年生までの間に96%の生徒が携帯電話を所有しています。特に、所持率が急増する中学生の時期に危険を回避する方法を学ぶ必要がありますが、継続した指導が行われていません。 このような状況を改善するためには、情報モラル指導を中学校で継続的に行う必要があります。この研究では、短学活や授業で活用できる教材と教師用指導資料を作成し、体験的学習活動を通して継続した指導を行うことを目的としています。それらを用いて指導することにより、生徒は携帯端末におけるコミュニケーション機能利用に関する知識の定着と意識の持続が図られ、適切に活用できる能力が育成されていくことがわかりました。 あなたもこの資料を使って短学活や授業で情報モラルの指導をしてみませんか。 ★中学校における携帯端末のコミュニケーション機能利用に関する情報モラル指導の研究 |
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■4 その他(センター公開への参加のお礼) センター公開(11月3日)へのご参加、どうもありがとうございました。 県内各地から600人を超える方々に来所していただきました。 普段の教室から離れた催しで学びを一層深めたり、新たな学びのきっかけになれば、所員一同これに勝る喜びはありません。 また、同時開催した「子育て相談」は、センター公開の期間に限らず随時受け付けております。どうぞ遠慮なくご相談下さい。 ★センター一般公開当日の様子 |
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教育センターニュース 第59号/発行元 岩手県立総合教育センター |