教育センターニュース
第65号
◆すべては光る◆
岩手県立総合教育センター
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岩手県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校へ、教育センターの研修・支援・研究に関する情報を迅速にお届けします。
2012.06.25 お問合せ:ml-maga@center.iwate-ed.jp

[目次]
■1 〔コラム〕  『4,986名の想い』
■2 〔教材紹介〕    ★Gチャレンジ2012 7月1日公開★
■3 〔研究紹介〕    教育支援相談の研究紹介

[本文]

■1 『4,986名の想い』

 教育センターには、研修に来る先生方はもちろんのこと、毎年たくさんの方がやってきます。先日、米国のホットスプリング市の4名の女性教員がセンターを訪れました。所長によるプレゼンテーションの後、設備と研修の様子を見てもらうため、所内を案内しました。見学の途中、一人の方の顔色が優れない様子でしたので、控え室に戻って休息してもらうことにしました。しばらくして案内を終え控え室に戻ると、先ほど顔色の優れなかった先生もすっかり元気になっており、和やかな雰囲気の中で懇談し見送ることができました。直後に、付き添った所員に様子を尋ねたところ、本人の体調が悪かったわけではなく、体調を崩し検査を受けている本国の父親を心配していたためで、検査結果を確認し、安心したということでした。事前に送付された4人の自己紹介には、それぞれ微笑ましく家族一人一人が紹介されてあっただけに、あらためて家族への想いを感じさせられました。
  翻って、センターに来る本県の先生方はどんな気持ちで研修に参加しているのかと思い巡らせたとき、米国の先生方のように率直にその気持ちを表には出さずとも、同様に家族への想い、さらには学校に残してきた児童・生徒への想いを抱きながら研修に参加していると思わずにはいられません。
 昨年度、センターでの研修に参加した方は、のべ4,986名に上ります。その中には、震災の影響からか、研修中に感極まって涙を流す先生もいました。多くの辛い経験や悲しみ、そして想いを抱きつつ、自己の資質を高めようと研修に参加している先生方がたくさんいます。一人一人の想いをくみとるつもりで、日々よりよい研修環境と充実した研修内容にしていかなければならないと気持ちを新たにさせられました。(正)


■2 ★Gチャレンジ2012 7月1日公開★

 「Gチャレンジ2012」は岩手県内の中学3年生英語・数学の学力向上のためのコンピュータ教材です。自動採点機能により瞬時に得点と度数分布、s−p表を表示しますので生徒に自分の力を確認させることができます。

☆Gチャレンジ2012の内容
 中学校3年生の学習進度に合わせた復習問題をGアップシートを中心に出題します。活用を意識した問題も出題します。回答の制限時間は40分で、時間 になると自動で採点し得点を表示します。


☆Gチャレンジ2012の実施方法
 平成24年度年2回(7月、11月)の指定期間内に実施します。
 参加は任意ですが、学校単位での参加は、ネットを使って学習(コンピュータで学習)しますので、各学校のコンピュータ室からご利用ください。指定期間(7月号は7月1〜31日)以降は、個人が家庭からも参加もできるようにいたします。


☆Gチャレンジ2012のメリット
 時間になると自動で採点し、すぐに得点の集計結果を表示します。
 生徒には → 得点、復習すべきGアップシートの番号、度数分布を表示し、自分の力を確認させることができます。
 先生には → 生徒の得点表、正誤一覧表、各問の正答率、s−p表を表示し指導が不十分な所を確認して補充指導のGアップシートの印刷ができます。


各学校でどうぞご活用ください。


★いわてっこ Gアップシート・Gベース学習サイトから「Gチャレンジ2012」にログインします。
  http://www1.iwate-school.jp/common/
(県内中学校にのみID、パスワード配布済みです。お忘れの方は当センター情報担当にご連絡下さい。)


■3 教育支援相談の研究紹介
 (1)「さんじゅうまる(小学校版)」

★https://www2.iwate-school.jp/common/
(岩手教育情報交流ネットにログインし「交流ルーム」の「@ひろば」の下の方にあります)


「個別の指導計画作成支援ソフト(中学校・高等学校版)」

★http://www1.iwate-ed.jp/tantou/tokusi/h22kenkyu_planning.html
ア 説明
 県内各校で活用していただいている「さんじゅうまる(小学校版)」、「個別の指導計画作成支援ソフト(中学校・高等学校版)」のバージョンアップのため,各校で実践されている支援方法等を当センター教育支援相談担当までお寄せください

イ 意見の内容
 ・「データベース」シート内,データベースの加除修正
 ・「さんじゅうまる」の各シートの構成あるいは様式等
 ・その他

ウ 意見提出の方法
 教育支援相談担当のE-mail宛てにお願いいたします。次のサイトでご確認願います。必要に応じて、各校で修正した「さんじゅうまる」を添付ファイルで送信してください


★岩手県立総合教育センター(連絡先)
  http://www1.iwate-ed.jp/contact/index.html

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(2)「すべての生徒が輝く指導・支援のすすめ(中学校・高等学校版)」
  http://www1.iwate-ed.jp/tantou/tokusi/h22kenkyu_planning.html
ア 説明
 各校で行われている指導の延長線上に、特別支援教育の視点を踏まえた指導・支援があります。「すべての生徒が輝く指導・支援のすすめ」は、中学校や高等学校における特別支援教育について,現場の先生方の実践例をまじえて構成されています。
 先生方一人一人の手元に置き、特別支援教育に関する基礎的知識の理解、個別の指導計画の作成等にご活用ください。また、校内研修会や学年会資料としても、ご活用ください。
 ご意見等がありましたら教育支援相談担当までお寄せください。

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(3)小・中学校特別支援学級
  http://www1.iwate-ed.jp/tantou/tokusi/h22kenkyu_syotyu_sidou.html
ア 説明
「特別支援学級の時間割は,どのように組み立てればよいのだろう?」
「生活単元学習って何だろう?」・・・
 このような悩みを抱えている特別支援学級を担当する先生はいませんか?
 このような悩みにお答えするのが、
「領域・教科を合わせた指導」実践ソフトよーい・どん!!
です。
 当センターWebページからダウンロードしていただき、知的障がいのある児童生徒への適切な指導と必要な支援にお役立てください。
 また、当センターでは、県内の先生方の実践を集約し、「領域・教科を合わせた指導」実践ソフトよーい・どん!!に入っている単元例データベースを充実させていきます。
 既に取り組んだ実践、これから取り組もうとしている実践を当センター教育支援相談担当までお寄せください。

イ 意見の内容
 ・「単元計画の作成3」シート内の単元例について以下の内容でお寄せください。
「指導形態」、「単元名」、「概要」、「活動内容」、「留意事項」

ウ 意見提出の方法
 教育支援相談担当のE-mail宛てにお願いいたします。次のサイトでご確認願います。必要に応じて、各校で修正した「単元計画の作成3」のシートを添付ファイルで送信してください。(様式自由)

★岩手県立総合教育センター(連絡先)
  http://www1.iwate-ed.jp/contact/index.html


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教育センターニュース 第65号/発行元 岩手県立総合教育センター