「ファイルを圧縮する」とは、データの意味を保ったまま、データ容量を削減する処理のことをいいます。「ファイルを解凍する」とは、圧縮されたデータを元のデータに復元する処理のことをいいます。圧縮したファイルはそのままでは利用できなくなり、解凍することによって、ファイルが利用できるようになります。なお、解凍のことを伸張または展開ともいいます。

（１）　ファイルを圧縮する理由

�@　電子メールに添付して送信する場合に、メールサーバのディスクスペースが圧迫されるのを避けます。また、通信時間や通信料金など、通信コストを節約します。
�A　ファイルの保存スペースを節約します。
�B　複数のファイルを、一つのファイルのように扱います。

（２）　代表的な圧縮形式

�@　LHA　（ファイルの拡張子　lzh）
�A　ZIP　（ファイルの拡張子　zip）
�B　自己解凍形式　（ファイルの拡張子　exe）

※�@と�Aでは、圧縮効果はあまり変わりませんので、好きな方を利用してよいと思われますが、�@は日本でよく利用されている形式です。�AはWinｄｗｓXPで標準装備されている形式で海外では一般的な形式です。なお、通常の圧縮操作では、圧縮率はファイルによってケースバイケースですが、ｊｐｇ（画像）、ｍｐｇ（動画）などのファイルは、圧縮率はあまり期待できません。

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それでは、研修をはじめましょう。下記の目次をクリックしてください。

	ファイルの圧縮・解凍基礎（Lhaca編）
	１	圧縮解凍ソフトの準備
	２	圧縮と解凍の操作
	事後アンケート（研修終了後に必ず記入し、送信ボタンを押して送信してください。）

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