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小学校における教育用コンテンツを活用した授業実践3 | |
家庭科用コンテンツの活用 |
![]() 平成17年6月15日(水) 花巻市立宮野目小学校 5年1組、2組 平成17年6月22日(水) 水沢市立水沢南小学校 5年2組 |
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![]() 教科名 家庭科 単元名 見つめよう、家庭生活/身の回りを見つめてみよう 「玉結び・玉どめをしよう」 |
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![]() 2年次1回目の実践として、家庭科用に開発したコンテンツを用いて、次の視点で有用性を検証した。 ![]() ![]() ![]() |
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![]() ![]() ![]() ・私はあまりやったことがないので、とても役に立ちました。 ・何度でも見れるから ・左利きでやりにくかったけれど、左手の画像があったからよかった。 ・言葉で習うより、手本を見た方がいいから ・写真ではわかりにくいけれど、映像だと分かりやすい。 ・教科書ではこまめに書いてなくて、動く方がわかりやすいから ・スロ−があって、とても見やすかったです。 ・分からなかったとき時、見に行ったら分かったから。 ・左手で玉結びを作るとき、とても役に立った ・教科書のは動かなくてよく分からないけれど、動いていると分かったから ・コンピュ−タと同じようにやったらできたから。 ・見やすいし、ポイントなど書いていて分かりやすかったから ・すごいリアル的で分かりやすかったから ・コンピュ−タは見れば細かいところまでわかるから ・できないときに役に立ったし、手本といっしょにできるから ![]() ・コンピュ−タを見てもこつが分からなかった ・教科書より分かりやすかったけれど、分かりづらかったところもあった ・役にはたったけれど、ちょっと速くて見ずらかったから。 ![]() ![]() ・動画は一つの動きの過程をを見ることができ、しかも繰り返し見ることもできるので、個に応じた支援の手段としては効果大であると感じた。 ・指の動きが見えるので、教科書の写真より分かりやすい。パソコンやプロジェクタを使ったため、児童の集中力がすごかった。 ・繰り返して見たい子、見逃したところを見たい子にとっては納得がいくまで見ることができていました。(全員で見る場、自由に見る場) ・全体のイメ−ジを捉える、動作を覚えるのに効果的。児童全体への教材(コンテンツ)提示が可能。子どもの反応が捉えやすい ・手を大きく写すことができること、何度でもくり返して見ることができるのは、とても役立つと思う。左手用も準備していただき、とてもありがたかった。 ![]() ・スロ−モ−ションがありよかったのですが、さらにコマ切れにゆっくり見られると良いと思いました。(「はやいよ。」の声あり) ・画像がやや暗いと思いました。スロ−再生があればさらによいと思いました。 ・コンテンツを使って提示しても、子どもの理解にバラツキがあるので一工夫がほしい。 ・ポイントになる言葉「指に1回巻く」「よじる」とかが、パワ−ポイントなどで挿入されるともっとコツがよく分かったと思う。 |
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![]() ・コンピュ−タは動く手本だから分かりやすくて楽しかったです。学習は、ワッペンを作ったからとても楽しかったです。 ・最初は難しかったけれど、だんだん慣れてきて楽しくなった。また、コンピュ−タを使った勉強をしたいです。 ・玉結びはだいたいできたからよかった。玉どめは、あまりできなかったので、もっと練習してうまくなりたい。 ・コンピュ−タだと動いておもしろかったし、やり方がわかりやすかったです。 ・コンピュ−タを使うとやり方が分かるし、楽しくできた。 ・玉どめをやってみて難しかったけれど、昼休みに家庭科室に行って練習したらできるようになってうれしかった。ほんとうにありがとうございました。 ・玉結びを何回もやったけれど、うまくいかなかったけれど、コンピュ−タを見たらすぐに分かった。 ・玉どめと玉結びのやり方がわかってうれしかった。 ・今日初めて玉結びと玉どめをやったけれど、コンピ−タのおかげでよくわかりました。とってもたのしかったです。 ・初めて玉結びや玉どめをやって難しかったけれど、コンピュ−タでやり方を見ることができるので、上手にすることができました。 ・玉結びと玉どめを教えてもらい私は一つ大人の道を歩いたと思います。次はワッペンにちょうせんしたいです。 ・動くコンピュ−タのおかげで、すぐにわかってできるようになってうれしくてもっとやりたくなりました。今日はありがとうございました。 ・コンピュ−タでは、動作やいろいろくわしくやっていて、細かいところまでやっていて、わかりやすかった。 |
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![]() ・子どもたちの活動の中に、どのように位置付けるか(必要に応じて)が大事だと感じた。 ・コンピュ−タを使っての授業にかかわらず、作業をさせる場面、教師に注目させる場面等、徹底した指導を心がけていなければいけないと感じた。注目させる場面→必ず全員に目を向けさせる。 ・家庭科の苦手な先生でも、このような利用の仕方で授業を抵抗なく進めることができると思いました。また、この学習は、一生涯を通して必ず身につけておくべき技能であり、大切な内容だと改めて感じました。 導入〜前半までは、パソコンを使っての効果が上がっていて、とてもよかったと思う。玉結びができなかったのは、針に糸を通せない子や針通しを使えなかったりで、指示が徹底できなかったからだと思った。本時のように、子どもたちが自由にパソコンを使えたり、パソコンの準備を手伝ってくれる人がいる環境でないと準備する時間がとれず、大変だなと思った。 ・動画や映像に慣れ親しんでいる子どもたちのためか、お手本の画面をくいいるように見ていた姿が印象に残りました。教科書の図や写真に比べ、頭の中に映像として残っているのではないかなとかんじました。さらに、欲をいえば、映像後の個別の指導は、どうしてもこの単元では大切になると思いました。映像+手取り足取り。どちらも欠かせない、、、というのが実感です。 ・画像はやはり実物の方がいい。(先生の実演)結び方がわからず、教科書を参考にしている男の子もいたので。しかし、先生方の思いや工夫が十分に伝わってきました。 ・子どもが楽しく学習に取り組むことができる。自分で必要に応じて、コンテンツを活用できる。映像と子どもたちの動作(作業)が並行して行われるとよいと思いました。(例)布をもつ→針を通す→止めたいところに針をおく→2〜3回糸にまく→針を抜き取る→切る 子どもによって状態も様々なので、一つ一つの作業を一緒に行った方がよいと思いました。 ・各教科ともまず課題を立てます。わからないところ、知りたいこと、解決しなければならないこと、など、その課題がないうちに「さあ、これでやりましょう」という提示では、必然性、意欲、必要感などがわき上がってこないと思います。自分に不足しているものは何か、どこを注意して練習するのかなど意識化が図られれば、もっと集中して取り組むと思います。例えば、写真を見てやってみましょう→できない所はどこか→動画を見てみよう→あ、親指でこするようにしている(発見)→やってみよう→次はどうなるんだろう→玉どめも見てみたい(意欲)→という一連の流れがほしいと思います。 |
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