学習指導・ネットワークの活用
研究主題
- 学習指導の効果を高めるネットワークの活用
−情報活用能力に関連した教材の開発を中心に−
研究スタッフ
情報教育担当
鈴木利典 及川晃貴 谷木啓恭 菅原一志 奥田昌夫 伊藤俊也 三田正巳
研究協力員
盛岡市立厨川小学校 教諭 工藤恭介
岩手町立水堀小学校 教諭 大畑 隆
遠野市立附馬牛中学校 教諭 佐藤和史
奥州市立前沢中学校 教諭 青沼 徹
研究計画
研究の年次
この研究は、平成19年度から平成20年度にわたる2年次研究である。
研究目的
教育の情報化においては,子どもたちの情報活用能力の育成と,各教科等の目標を達成する際に効果的に情報機器を活用することによる「わかる授業」の実現が求められている。本県においても,情報関連機器の整備・充実,教員の指導力の向上により,学校における活用の充実を目指している。
県内の学校において,コンピュータ室内のネットワークはすでに敷設されており,校内ネットワークの整備が現在行われている。整備がなされた学校においては,機器の共有やグループウェアによる校務への活用がはじまっているものの,学習における利用の例は少ない。これは,敷設されたネットワークの利点や利用のしかたについての理解が十分になされていないためと考える。
このような状況を改善するために,「初等中等教育の情報教育に係る学習活動の具体的展開について」を参考にして,校内における情報の提示や,練習問題・アンケート・授業評価の集計についても対応できる教材を開発し,学習指導の効果を高めるネットワーク利用のモデルプランを提示する必要があると考える。
この研究は,情報活用能力に関連したネットワーク教材を開発し,活用をとおしてネットワーク利用のモデルプランを作成し,学習指導の改善に役立てようとするものである。
研究仮説
次の2つのことを行うことにより,学習の効果を高めることができるであろう。
- 情報活用能力に関連した,校内における情報の提示や,練習問題・アンケート・授業評価の集計についても対応できる教材を開発し活用する
- ネットワーク利用のモデルプランを提示する
研究報告
平成19年度
- 研究報告書 第1年次(PDF,1.0MB)
平成20年度
- 研究報告書 第2年次(PDF,1.7MB)
- 学習指導の効果を高める「ネットワーク利用モデルプラン」(PDF,1.1MB)
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