『情報サイト』に対応した高校用情報モラルテキスト
研究主題
- 体験的な学習活動を取り入れた情報モラルの指導に関する研究
−「情報サイト」に対応した高等学校用情報モラルテキストの作成と活用をとおして−
研究スタッフ
情報教育担当(長期研修生)
今野克憲
研究協力校
遠野緑峰高等学校
研究計画
研究の年次
この研究は、平成21年度の単年度研究である。
研究の目的
平成21年3月に公示された新しい高等学校学習指導要領では,各教科・科目等において情報モラルを指導することが位置づけられた。本県では,先行研究を基に各校種の指導計画の作成及び体験型教材システム「情報サイト」の開発を行い,体験的な学習活動を取り入れた情報モラルの授業実践を通じて,情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度を育てる指導が進められている。
しかし,高等学校段階の情報モラルの指導では,情報社会の安全性を高めるために個人が果たす役割や責任について考えさせる必要があるが,情報技術を支えるネットワークのしくみや情報セキュリティの確保,情報社会における法と個人の責任について,体験的な学習活動をとおして学んだ考え方と関連付けて理解させる教材が不足している現状にある。
このような状況を改善するためには,情報セキュリティを高めるための方法や情報を保護することの必要性とそのための法規及び個人の責任について理解を図るテキストを作成し,「情報サイト」と共に活用し,情報社会に積極的に参画する態度を育てる必要がある。
そこで,この研究は,高等学校用情報モラルテキストの作成と授業実践をとおして,高等学校段階での情報モラルの指導の在り方を明らかにし,情報教育の充実に役立てようとするものである。
研究報告
研究発表資料
- 研究報告書(PDF)
高等学校用情報モラルテキスト
リーフレット(研究の概要)
- リーフレット(PDF)
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