情報モラル
研究主題
- 高等学校における道徳的実践意欲を高める情報モラル指導の在り方に関する研究
研究スタッフ
研究協力校
岩手県立紫波総合高等学校
岩手県立花巻南高等学校
研究目的
高等学校学習指導要領総則には、「道徳教育を進めるに当たっては、特に、道徳的実践力を高めるとともに、自他の生命を尊重する精神、自律の精神および社会連帯の精神並びに義務を果たし責任を重んずる態度及び人権を尊重し差別のないよりよい社会を実現しようとする態度を養うための指導が適切に行われるよう配慮しなければならない。」と記されている。
しかし、スマートフォンなどインターネットに接続可能な情報端末が急速に普及している現在、青少年の間でソーシャルネットワーキングサービス（SNS）へのいたずら画像のアップロードや、コミュニケーションツールによるいじめなどが問題になっている。こうした現状から、生徒の善悪の判断力の育成と道徳的価値の理解を深めるための指導が十分であるとは言い難く、早急な対応が求められている。
このような状況を改善するためには、人間としての在り方生き方に関する教育の中から情報モラルに関する要素を抽出し、インターネットにおける情報の発信と受信の際に必要な道徳的判断力や道徳的心情の在り方について、生徒が考えを深めることができる教材を作成し、指導に活用することが必要である。
本研究は、高等学校の道徳教育の一環として、インターネットにおける情報の発信と受信の際に必要な道徳的判断力や道徳的心情の在り方について、生徒が考えを深めることができる教材を作成し、その活用を通して生徒の道徳的実践意欲を高める指導に役立てようとするものである。
研究報告
平成２６年度分
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