岩手県立総合教育センター 教育研究
平成27年度 第171号
所員研究発表資料集


 平成28年2月9日〜10日に開催した岩手県教育研究発表会で発表した研修指導主事や長期研修生の研究11主題を「平成27年度岩手県立総合教育センター教育研究第171号」として、掲載しています。各学校等でご活用ください。
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概要版
領域 研究主題及び内容 年次 担当
h27_0106 教科指導
学習指導要領を具体化する小・中・高等学校国語科の指導法に関する研究
−学びの連続性を考慮し、言語活動の充実を図る授業づくり−
発表資料
補助資料1
補助資料2
補助資料3

研究の概要
 国語科では、「実生活で生きてはたらき、各教科等の学習の基本ともなる国語の能力を身に付けることに重点を置いた授業改善を図ること」が求められている。本研究では,学習指導要領から目指す授業像を客観的に捉えた上で、授業改善の具体的な方策として,小・中・高等学校の学びの連続性を考慮し、単元の学習過程や本時の学習過程の工夫を手立てとした「言語活動の充実を図る授業の進め方」について研究し,研究協力員による授業実践を通してその有効性を明らかにした。
キーワード
 学びの連続性、言語活動の充実、単元の学習過程、本時の学習過程
27 教科領域教育担当
h27_0204 教科指導
中学校社会科及び高等学校地理歴史・公民科における「アクティブ・ラーニング 型授業」の進め方に関する研究 【第1年次】
発表資料
補助資料

研究の概要
 中学校社会科及び高等学校地理歴史・公民科では、社会的事象の意味の理解を通して社会的認識を深め、社会参画への意識や態度を成長させることを目指している。この具現化に向け、本研究は、生徒が主体的・協働的に学び、社会的な見方・考え方を深めていく「アクティブ・ラーニング型授業づくり」の進め方について研究し、その理論を基にした研究担当者及び研究協力員による授業実践を通して有効性を明らかにしようとするものである。1年次である今年度は理論を構築し、高等学校における研究担当者による授業実践とその検証を行い、理論の有効性を確認した。また、研究の考え方及び理論についてはガイドブックに、授業実践の様子についてはDVDにまとめることができた。
キーワード
 中学校社会科、地理歴史科、公民科、アクティブ・ラーニング型授業、授業デザイン
27 教科領域教育担当
h27_0904 教科指導
中・高等学校英語科における「話す力」を高めるための指導の在り方に関する研究
発表資料

研究の概要
 中・高等学校英語科では、自分の考えや気持ちを伝える「話す力」の育成を重視した授業への改善が求められている。そこで、本研究では、中・高等学校を通じて「話すこと」における明確な学習到達目標を提示し、その目標を意識した授業デザインを工夫し、授業を英語で行うことで英語の発話量を増やし、自然かつ十分なコミュニケーション活動を行うことができる言語使用場面を設定した授業をすることによって、「話す力」が高まることを明らかにした。
キーワード
 中・高等学校英語科「話す力」、系統的な学習到達目標の授業デザイン、言語活動場面の工夫、英語で行う授業
27 教科領域教育担当
h27_1405 子育て
支援

幼稚園・こども園・保育所における子育ての支援の進め方に関する研究
−親と子が共に育つ支援の質的充実を図るための事例集作成を通して−
発表資料
補助資料

研究の概要
 幼稚園等で、幼児に対する保育とともに重要な役目とされている子育ての支援は、保育の外注化やサービス化として進めるのではなく、園と保護者のパートナーシップを形成し、子どもの健やかな成長につなげることが大切である。この研究では、子育ての支援を「保護者の幼児期の教育に関する理解力の向上」という視点で見直し、質的に充実させていくための進め方について研究し、研究協力園での実践事例を通してその有効性を明らかにした上で、その成果を「親と子が共に育つ子育ての支援事例集」としてまとめた。
キーワード
 子育ての支援、親と子が共に育つ、支援の質的充実、育成型支援
27 教科領域教育担当
h27_0402 教科指導
小学校理科の追加内容における教材と指導に関する研究
発表資料
補助資料

研究の概要
 平成20年に学習指導要領が改訂され、小学校理科では授業時数が大幅に増加したことに伴い、14の学習内容が追加された。この追加内容について、全面実施から数年経過しているのだが、指導法や教材の研究があまり進んでおらず、学校において指導に苦慮している状況がうかがえる。この状況を克服するために、指導の工夫・改善及び教材の開発・工夫に関する研究を行い、その成果をガイドブックにまとめた。
キーワード
 小学校理科の追加内容、指導の工夫、教材の開発、ガイドブック、系統性
27 理科教育担当
h27_1203 情報教育
児童生徒の実態に即した体系的な情報モラルの指導に関する研究
発表資料

研究の概要
 本研究では、教員による情報モラルの指導に関する実態調査から明らかになった「教材に関する課題」「指導内容や方法に関する課題」を考慮し、自校の児童生徒の実態や様々な指導機会に応じた教材を選択し組み合わせることができる教材集を作成し提供する。このことにより、教員による体系的な情報モラルの指導の充実を図った。
キーワード
 情報モラル、ワークシート教材、スライド教材、リンク集
27 情報・産業教育担当
h27_1204 情報教育
タブレットPCを活用した学習指導に関する研究【長期研修生との共同研究】
発表資料

研究の概要
 本研究では、学習指導の充実を目的としたタブレットPCの活用の在り方について、タブレットPC導入後における、児童や教員、機器環境等の実態を踏まえた段階的な活用や学校規模に応じた具体的な実践事例を積み上げた。また、情報モラルの指導教材「情報サイトLAN」の掲示板機能を、道徳の振り返りや音楽の鑑賞の場面で活用し、児童同士の考えを共有しやすい環境を生かした学習指導の有用性について実践を通して明らかにした。
キーワード
 タブレットPC、ICT活用、複式指導、掲示板機能、道徳の振り返り、音楽の鑑賞
27 情報・産業教育担当
h27_1601 特別支援
通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒への支援の充実に関する研究
―校内資源を活用した校内支援体制の確立を目指して― 【第2年次】
発表資料
補助資料1
補助資料2


   
研究の概要
  小・中学校の通常の学級には、多くの学級に特別な支援を必要とする児童生徒が在籍している。こうした児童生徒の支援においては、一人一人が充実した学校生活を送ることができるように、校内の各分掌等の資源を効率的に関連させ、校内体制で取り組む必要がある。そこで、本研究は、校内支援体制の基本的モデルを策定し、この活用を図ることで、児童生徒の支援の充実につながる校内支援体制の確立を目指したものである。       
キーワード
 校内資源、校内支援体制、支援体制の基本的モデル、ユニバーサルデザイン
27 教育支援相談担当

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