所旗が翻り、中庭には鯉が泳ぎ、四季折々の花が咲き乱れ、研修のひとときを癒してくれる教育センター。赴任して、3か月が過ぎました。
毎年土壌づくりをしている「銀河コスモス通り」の花壇には、所員が精魂込めて手入れした花の苗が植えられており、秋まで楽しむことができます。
教育センターでは、岩手県の学校教育の状況を把握し、課題を解決するため、「研究」、「研修」、「支援」に力点を置いて各種事業を推進しています。
研究事業は、所報の題字「すべては光る」にあるとおり、常に児童生徒のことを念頭に置き、学校に役立つ研究を行っています。今年度は、特に学力向上、少人数指導、総合的な学習の時間、教育相談、特別支援教育、高校の学習指導改善に取り組んでいます。
研修講座は、教員のライフステージに沿った「基本研修」、「特別研修」、「随時研修」を計画的、継続的に、特に研修者参加型の研修内容になるよう工夫しています。また、「確かな学力」「わかる授業」等、教職員の資質と指導力の向上のため、研修者のニーズや期待に応え体系的な教員研修の充実に力を注いでいます。その講座内容を一覧表にして各学校等に配布しました。
支援事業は、学校生活や発達に関する教育相談の機会を提供しています。特に「どようび相談」も実施しています。また、県内外の教育研究資料、教材関係資料をインターネットにより公開しています。利用していただければ幸いです。
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年1回発表の「岩手県教育研究発表会」は、昨年までの反省や要望を生かし、学校の冬休み中の平成18年1月12日と13日の二日間、講演と分科会を開催します。そこではセンターの研究はもちろんのこと、教育事務所、市町村教育委員会、市町村教育研究所の推薦による研究を発表することになっています。
また、センターの研究は昨年度からWebページに掲載し、全国の先生方にご覧いただいています。
当センターでは、(1)研修者、学校のニーズに応えられ、頼りにされる職員、(2)「寄り添う相談」「支える相談」を大切にする職員、(3)切磋琢磨し専門性の向上を図り、業務改善に取り組む職員になれるよう日々精進していきたいと考えています。そして、外部評価も導入し、先生方や児童生徒、さらには県民の皆様から「親しまれる教育センター」となれるよう努力していきたいと思います。
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子どもたちの輝く瞳を求めて |
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