ドライアイスは、かつては手に入りにくいというイメージが強かったのですが、最近はスーパーマーケットでも無償で分けてくれたり、インターネットでも気軽に注文できたりと、私たちにとって身近な素材となりつつあります。
小学校第4学年下の教科書に、金属、水、空気がどのようにして温まるのかを扱う「もののあたたまり方」の単元があります。金属や試験管の水の温まり方は比較的指導しやすいのですが、特に、線香の煙を使って教室の空気の温まり方を調べる実験は、途中で煙が見えなくなってしまい 子どもたちにとっても教師にとっても把握しがたい現象となっています。
そこで、空気の温まり方を調べるために、ドライアイスの煙(ドライアイスによって水蒸気が冷やされてできた細かな水の粒)を大型ビーカーに閉じ込めてホットプレートで温めてみましょう。
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