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ホーム > 調査・研究 > 岩手県教育研究発表会 > 第49回(平成17年度) > 実施報告 |
●メニュー|当日朝の様子|基調説明|分科会|講演会|参加者の声|ご意見はこちらへ| |
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シャトルバスで到着!お疲れさま! |
受付ロビーで自分の名前を確認 |
ロビーの案内モニターによる会場案内 |
生涯学習推進センターでの受付 |
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◆ 1月12日(水)・13日(木)に当総合教育センターおよび隣接する生涯学習推進センターを会場として開催された岩手県教育研究発表会は、県内外から2,000名を越える参加をいただきました。
2日間とも例年にない大雪でしたが、参加者の先生方には、「ふれあい運動公園駐車場」に車を駐車していただき、そこから当総合教育センターまでシャトルバスをご利用いただきました。ご協力ありがとうございました。
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生涯学習推進センターの分科会会場 |
吉川所長は、基調説明の中で、研究発表会の趣旨について、「本発表会のテーマは、今まさに、新しい時代の教育の在り方が問われているこの時期を踏まえ、本県の教育に携わる皆さんの力で、『新しい学校の姿』を創造していくことをねらいとしたものです。」と述べ、各分科会において、これからの学校のあるべき姿を視野においた活発で真剣な協議が行われることに期待感を示しました。 |
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◆ 当総合教育センターの吉川所長が、分科会開会に先立ち、基調説明を行いました。
各分科会では、県内の先生方や所員・長期研修生等による研究発表があり 熱心な協議が行われました。 |
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県教育委員会 遠藤教育次長 |
総合教育センター 吉川所長 |
京都大学大学院教授 田中耕治 先生 |
モニター会場も設置された講演の様子 |
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◆ 講演会に先立ち、岩手県教育委員会遠藤教育次長が主催者の挨拶を行いました。その後、京都大学大学院教授である田中耕治先生が約1時間半にわたって講演を行いました。 |
◎ 演題 「確かな学力の保障をめざす学校づくり」 |
京都大学大学院教授 田中 耕治 先生 |
◎ 講演概要 |
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田中先生が学校再生の鍵としてあげたもの、それは「授業研究」です。
ジェームズ・スティグラーの国際調査によると、日本の学校の授業研究は非常に優れており、他国も日本の授業研究のよさに学ぼうとしているといいます。
田中先生は、日本の授業研究のよさを次のように述べました。
(1) 長期的・持続的な取り組みがなされていること
(2) 協同的な取り組みがなされていること
(3) 研究的実践者としての教師がいること |
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「確かな学力の保障をめざす学校づくり」のために、私たちがこれまで学校での積み上げてきた授業研究が、この3点で行われているかを改めて見直し、学校再生の柱としたいものです。 |
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◆ 今回の発表会では、ご参加いただいた先生方に研究発表会運営や所員等の研究発表についてのアンケートを実施しました。その内容を紹介します。
(回答数:666部抜粋) |
◎参加しやすさについて
今回、従来の2月開催から県内のほとんどの学校が冬季休業中の1月開催に変更しました。
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参加しやすさ |
参加しやすい |
どちらかといえば
参加しやすい |
どちらかといえば
参加しにくい |
参加しにくい |
回答(%) |
55.0% |
36.3% |
6.1% |
2.6% |
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内容 |
満足した |
どちらかといえば
満足した |
どちらかといえば
満足しなかった |
満足しなかった |
未記入 |
分科会全体 |
40.8% |
51.5% |
5.2% |
0.5% |
3.6% |
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分科会名 |
満足した |
どちらかといえば
満足した |
どちらかといえば
満足しなかった |
満足しなかった |
未記入 |
国語 |
40.0% |
50.8% |
6.2% |
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3.0% |
社会/地理歴史 |
43.8% |
50.0% |
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6.2% |
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算数/数学 |
24.7% |
71.8% |
3.5% |
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理科 |
47.5% |
52.5% |
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音楽 |
75.0% |
25.0% |
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図画工作/美術 |
50.0% |
43.8% |
6.2% |
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体育/保健体育 |
76.9% |
15.4% |
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7.7% |
技術・家庭/工業 |
50.0% |
41.7% |
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8.3% |
外国語 |
60.0% |
35.0% |
5.0% |
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道徳 |
33.3% |
54.2% |
12.5% |
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特活生徒指導 |
50.0% |
43.8% |
6.2% |
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生活総合 |
40.0% |
60.0% |
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教育評価 |
21.7% |
56.5% |
13.1% |
8.7% |
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現代的教育課題 |
28.9% |
47.4% |
21.1% |
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2.6% |
情報教育 |
58.3% |
29.2% |
4.2% |
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8.3% |
小規模複式 |
42.9% |
48.6% |
2.8% |
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5.7% |
保育幼稚園 |
44.8% |
44.8% |
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10.4% |
特別支援 |
42.8% |
53.6% |
3.6% |
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教育相談 |
41.7% |
50.0% |
3.3% |
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5.0% |
分科会全体 |
40.8% |
51.5% |
5.2% |
0.5% |
3.6% |
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◎参加者の記述から |
・知的好奇心、探求心をもたせるにはどうするか、味方や考え方を育成していくにはどうするか、言葉の定義など、実践や研究をする上で、とても参考になりました。(理科分科会) |
・「手引き」は、すぐにでも活用できるものであり、校内研究会で先生方に普及したい。(生徒指導) |
・「組織マネジメント」手法を取り入れていく上で、上司に対して、同僚に対して、そして生徒に対して信頼がなければならない、上手く活用できないということがわかりました。(現代的教育課題) |
・「特別支援」でも「教育相談」でも感じたことは、「つながり」の大切さです。子どもを中心にして今をつなぐ、未来へつなぐ・・・、特担として、特支コーディネーターとしての自分の職責の重さを実感します。そして、このセンターの先生方、研究もつながりの一つなのだと思います。 |
・センターが現場の教育活動の向上のために研究していることがよくわかりました。 |
・校種は高校ですが、小学校や中学校の取り組みを聞くことで大変参考になりました。生徒に対する丁寧な指導や方法があり、とても分かり易く今後の教育活動に役立てるものだと思います。 |
・静岡から参加させていただきましたが、とても勉強になり参加してよかったと心から思っています。静岡県にも教育研究発表会がいくつかありますが、それらのまとめた形としてレベルの高い、いい発表会だと思いました。 |
・田中先生の講演内容は大変に参考になりました。ありがとうございました。 |
・参加しやすいが、雪道が大変だったし、センターに駐車できないのが不便でした。 |
・冬季休業中の開催は、小規模校でも複数が参加できてよかったです。ただ一般参加者は駐車場まで車で来るしかないないので、バスの一部を駅から出してもらえたらいいと思います。この時期悪路なので。 |
・冬休み中ではあるが、行事や受験指導と重なり参加しにくいです。2月中旬が、行事等の間になるのでよいです。 |
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★ アンケートにご協力ただきました参加者の皆様、ありがとうございました。今回のアンケート結果を、来年度の研究発表会運営や所員等の研究推進等に生かしていきたいと考えています。
また、今回、アンケートに記入いただけなかった参加者の皆様、また、研究発表 会の企画・運営、研究内容等について、ご意見やアドバイスのお持ちの方のメール
をお待ちしています。(もちろん、電話・FAXでも構いません。)研究発表会事務局(教育調査室)あて、ご意見等をお寄せください。 |
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ご意見等をお寄せください |
〒025−0301
岩手県花巻市北湯口2−82−1
岩手県立総合教育センター研究発表会事務局(教育調査室)
TEL 0198−27−2833(教育調査室直通)
FAX 0198−27−3562 |
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