■県内外から約2,000名の参加! |
1月9日(火)、10日(水)に当総合教育センター及び生涯学習推進センターを会場として開催された岩手県教育研究発表会は、県内外からおよそ2,000名の先生方に参加をいただきました。遠くは和歌山県からもおいでいただきました。
本年度は、JR花巻駅から当センター直通のシャトルバスを用意し、参会の先生方に利用していただきました。ご協力ありがとうございました。 |
■吉川所長による基調説明 |
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吉川所長は、基調説明の中で、本研究発表会が今年で50回目を迎えること、また今回のテーマ「新しい学校の姿を求めて」にかかわり、これからの学校には「子どもに生きる力を身につけさせるために、個々の教師が力量を高め、学校全体で子どもの教育に取り組むことが求められている」ことを述べ、各分科会においてこれからの学校のあるべき姿を視野においた活発な協議が行われることへの期待感を示しました。 |
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■活発な意見が交わされた20分科会、123主題 |
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■講演 ★演題「脳科学と子どもの未来」 東北大学教授 川島隆太 先生 |
東北大学教授である川島隆太先生から約1時間半にわたってご講演をいただきました。 |
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講演に先立ち、岩手県教育委員会熊谷高校教育担当課長が主催者挨拶を行い、また、当センター吉川所長が講師の川島先生の紹介を行いました。 |
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県教育委員会
熊谷高校担当課長 |
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総合教育センター
吉川所長 |
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◎講演概要
川島先生は脳科学者の立場から、脳の活性化を図るためにはウォーミングアップが必要であり、読み、書き、計算が非常に有効であること、また、早寝・早起き・朝ご飯など生活リズムを整えることが大切であることを、科学的な裏付けを交えて話されました。 |
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満員の講演会場 |
モニター会場もびっしり |
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私たちは、科学的な裏付けを大切にしながら、これからも児童・生徒にとって価値ある教育活動を地道に一つ一つ取り組み、子どもたちの未来のために教師力、学校力を高めていきたいものです。 |
■参加者の声 |
今回の発表会では、ご参加いただいた先生方に、研究発表会運営や所員等の発表内容について、アンケートを実施しました。その内容を紹介します。(回答678人) |
◎この時期の参加のしやすさ
参加しやすさ |
参加しやすい |
どちらかといえば
参加しやすい |
どちらかといえば
参加しにくい |
参加しにくい |
回答(%) |
45.6% |
47.5% |
4.9% |
1.9% |
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◎分科会全体の満足度
内容 |
満足した |
どちらかといえば
満足した |
どちらかといえば
満足しなかった |
満足しなかった |
回答(%) |
42.3% |
52.1% |
4.7% |
0.8% |
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◎分科会別の満足度
分科会名 |
満足した |
どちらかといえば
満足した |
どちらかといえば
満足しなかった |
満足しなかった |
国語 |
25.5% |
63.8% |
7.4% |
3.2% |
社会/地歴・公民 |
47.6% |
42.9% |
9.5% |
- |
算数/数学 |
26.7% |
71.7% |
1.7% |
- |
理科 |
67.6% |
32.4% |
- |
- |
音楽 |
- |
50.0% |
50.0% |
- |
図画工作/美術 |
60.0% |
40.0% |
- |
- |
保体/食育・健康 |
30.4% |
56.5% |
13.0% |
- |
家庭/技術・家庭 |
42.9% |
42.9% |
14.3% |
- |
外国語 |
60.0% |
36.7% |
3.3% |
- |
道徳 |
33.3% |
62.5% |
4.2% |
- |
特別活動 |
57.1% |
42.9% |
- |
- |
生活/総合 |
33.3% |
66.7% |
- |
- |
学校経営 |
38.7% |
51.6% |
6.5% |
3.2% |
授業改善 |
39.1% |
56.5% |
4.3% |
- |
進路・キャリア教育 |
77.8% |
22.2% |
- |
- |
情報教育 |
50.0% |
44.4% |
5.6% |
- |
小規模・複式 |
27.5% |
67.5% |
2.5% |
2.5% |
保育/幼稚園 |
44.2% |
48.1% |
7.7% |
- |
特別支援 |
48.0% |
46.0% |
6.0% |
- |
教育相談 |
56.0% |
44.0% |
- |
- |
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◎アンケートの記述から(抜粋) |
- Gアップシートの取組は、岩手の学力向上の具体的な方向性にもつながると感じました。
- 個人で取り組めるような観察・実験用具の使用法を提示していただいて、大変参考になった。児童が興味を持ちながらも、実験後に理解したことが忘れられていく現実の中、いかに内容を吟味して指導を深めていくのかが分かりました。
- 開発教材展がとても有意義でした。中には知っていれば二学期に活用したかったすばらしい内容のコンピュータ教材もありました。意識的にセンターのWebページを見るように心がけたいと思います。
- 教育相談室で研究・作成された、事例に即した手引は、細部にわたりポイントをしぼった分かりやすい提示で、すぐに学校での生徒指導の拠り所として使わせていただきたいと思います。
- 川島先生を招くことができてすごいですね。ホームラン(満塁)です。
- 交通手段ですが、今回の駅からが参加しやすかったので、次回も取り入れてほしいです。
- シャトルバスの発着地は、駐車場を確保できる場所にしていただきたい。
- 発表時間を超過するものが多くあったが、決められた時間内に収まるようにしてほしい。
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★アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。今回のアンケート結果を、来年度の研究発表会運営や所員等の研究推進等に生かしていきたいと考えています。 |