第3章 文書の作成
            3   イラストのはりつけ    

 「Word」に添付されているクリップアートを用いてイラストをはりつけます。下図に示した絵の部分です。
作成する文書の例
 案内状やチラシ、ポスター等は、イラストを挿入すると効果的に表現できます。「Word」には、たくさんのイラストが標準で添付されており、イラスト入りの文章を手軽に作成することができます。「Word」に添付されているイラストを「クリップアート」と呼びます。部品は、一つの枠として扱われますので、移動したり大きさを変えたりするときには、枠単位で操作します。


※「Word」をインストールするときに、「完全」を選択しなかった場合、「クリップアート」の一部はコンピュータにインストールされていません。その際は、「Word」の指示に従って、「Word」のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットしていただくことで「クリップアート」のすべてを使うことができるようになります。
 
 挿入するイラストを選択するために、ツールボックスにある「クリップアートの挿入」アイコンをクリックします。
クリップアート呼び出しアイコン 
 イラストは、タイトルの下に挿入したいので、「Enter」キーを5回程度押して改行し、イラスト挿入位置を決めておきましょう。
 
 「クリップアートの挿入」作業ウインドウが「Word」の右側に表示されます。
クリップアート作業ウインドウの図 
 左図の「検索文字列」欄に「掃除」と入力し、その下にある「検索」ボタンをクリックします。
クリップアート検索結果作業ウインドウの図 
 しばらくすると、検索結果が表示されます。(初めて検索するときには、お使いのコンピュータに含まれているすべての画像を検索しますので、かなりの時間がかかります。)


 適切なクリップアートをクリックします。
クリップアートが貼り付いた図 
 しばらくするとクリックしたクリップアートが、文書上に表示されます。
イラストの書式設定変更メニューの図 
 はりつけたイラスト(クリップアート)のレイアウトを決めます。
 イラストのところで、右クリックし、表示されたメニューの「図の書式設定」をクリックします。
図の書式設定ダイアログボックスの図 
 「図の書式設定」のダイアログボックスが表示されます。
 今回は、「折り返しの種類と配置」は「外周」をクリックします。
 「水平方向の配置」は、「その他」をクリックします。
 「OK」をクリックします。


※「折り返しの種類と配置」:Wordにはりつけた図(イラスト)や写真等のレイアウトを決めます。
<行内>イラスト等を行の中にレイアウトします。イラスト等のある行は、1行と見なされます。
<四角>イラスト等を四角形としてレイアウトします。文字は四角形のまわりに入力することができます。
<外周>イラスト等の形としてレイアウトします。まわりに文字を入力することができます。
<背面>イラスト等を文字の背面にレイアウトします。文字をイラストの上に入力することができます。
<前面>イラスト等を文字の前面にレイアウトします。

※ワードアートで作成したタイトルについても、同じように「外周」としてレイアウトしておきましょう。
 
 イラストの大きさを調節し、適切な場所へ移動します。挿入したイラストでクリックして、ハンドル(周辺部の○印)を表示させます。
イラストの移動の図
 イラストの中心部にマウスポインタを移動すると、マウスポインタの形が変わります。四方向の矢印の形になったとき、マウスをドラッグすると、イラストを移動させることができます。
 イラストをタイトルの下へ移動させてください。
イラスト大きさ調整の図
 イラストの周辺部にあるハンドル(丸印)にマウスポインタを移動すると、マウスポインタの形が変わります。二方向の矢印の形になったとき、マウスをドラッグすると、イラストの大きさを変えることができます。
 イラストの大きさを調節してください。
 下図は、イラストをはりつけたようすです。
イラストをはりつけた文書

      



Copyright © 2003 Iwate Prefectural General Education Center.