個体群密度が高い時の状態は群生相、低い時の状態は孤独相と呼ばれる。
個体群密度の上昇が個体群の成長に促進的に働く現象は、アリー効果と呼ばれる。
個体群を構成する各個体を年齢によって区分し、それぞれの個体数を積み重ねて図示したものは、年齢ピラミッドと呼ばれる。
同世代の生存個体数や死亡個体数を調査した結果をまとめた表を、生命表という。
生命表にもとづいて生存個体数の変化をグラフで示したものは、生存曲線と呼ばれる。
生存曲線は、各年齢での死亡率の違いによって、早死型、平均型、晩死型の3つの型に大別される。
両生類やハ虫類、小型の哺乳類は、平均型の生存曲線を示す。
生物間にみられるさまざまな働き合いは、相互作用と呼ばれる。
生物の生存と繁殖に必要となる生息場所や食物などの要素は、資源と呼ばれる。
多くの場合、資源は有限であるため、資源をめぐる相互作用が生じ、これを競争という。