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情報モラル指導教材

ゲーム機です画面

基本情報

  • 教材名:体験型情報モラル指導教材「ゲーム機です」
  • 開発言語:Turbo Delphi
  • 公開:平成24年2月
  • 著作権者:岩手県立総合教育センター
  • 動作環境:Windows 7,Vista, XP/読み込み、書き込み可能な共有フォルダ

教材の紹介

  • ゲーム機の所有率は非常に高く、小学生の約7割が自分専用の携帯ゲーム機を所有しています
    (当センターにおける調査H23)  
  • 携帯ゲーム機の機能が高くなり、インターネットへの接続、Webページの閲覧がほとんどの機種で可能です
  • 児童生徒は、インターネットに接続することの危険性の認識がないまま携帯用ゲーム機を使っています
  • そこで、インターネットへの接続の危険性と注意すべきことを疑似体験を通して指導するためにこのソフトを開発しました
  • このソフトのデザインにつきまして任天堂株式会社に許可申請しております

教材の特徴

  • サーバの設定不要、共有フォルダに置くだけで作動します
  • ゲーム機利用のアンケートを実施して、すぐ集計できます
  • 携帯用ゲーム機の雰囲気でWebページを表示します
  • 9種類の中から好みの色を選んで使うことができます
  • CEROレーティングに基づいたゲームソフト利用年齢の指導ができます
  • 違法ソフト、違法音楽ダウンロードが犯罪であることを表示します
  • ワンクリック詐欺等からの危険回避の方法の指導ができます
  • 利用者のIPアドレスを表示します

使用上の注意

  • 全生徒機から読み込み、書き込み可能な共有フォルダが必要です
  • 用意してあるWebページ以外を見ることはできません
  • このソフトでゲームはできません
  • このソフトだけで作動します(Microsoft .NET Frameworkを必要としません)

ソフトの説明とダウンロード

児童生徒のゲーム機利用における情報モラル指導の在り方に関する研究
   −利用実態の調査を通した指導教材の開発−

 現在販売されている携帯型ゲーム機は、インターネットに接続できるものがほとんどです。そのため、親の目の届かないところでインターネットを利用する子どもの増加が危惧されています。そこで、情報教育担当で今年度県内小学校・中学校・高等学校の5校にアンケート調査を実施しました。その結果、小学校では、自宅にゲーム機がある児童が97.5%(うち自分専用のゲーム機の所持率が81.6%)でした。また、ゲーム機でインターネットに接続したことのある児童は37.4%、中学校では49.1%でした。しかし、小学校・中学校の保護者は、子どもがゲーム機でインターネットに接続していることを認識している割合が、2割にも満たない状況でした。このことから、保護者の知らない間に多くの子どもがインターネットを利用している実態が、改めて浮き彫りになりました。
 そこで、ゲーム機によるインターネットの危険性や利用ルールを疑似体験しながら学べるソフト「ゲーム機です」を開発しました。子どもたちに情報モラルを身につけさせる指導の中に、ぜひこのソフトも活用してみてください。