小学校情報教育カリキュラムの開発
研究主題
- 小学校における情報活用能力の育成に関する研究
−情報手段の活用を系統的・体系的に位置付けた情報教育カリキュラムの開発をとおして−
研究スタッフ
情報教育室
- 近藤純一
研究協力校
- 花巻市立花巻小学校
研究計画
研究の年次
この研究は、平成14年度から平成15年度にわたる2年次研究である。
研究目的
小学校学習指導要領においては、各教科等の指導に当たって、児童がコンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段に慣れ親しみ、適切に活用する学習活動を充実させることが求められており、主体的な学習や問題解決的な学習の手段として活用し、児童の情報活用能力を育成することが重要です。
しかし、本県においては、コンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段の活用について教育課程のなかに系統的・体系的に位置付けられた例はまだ少なく、児童の情報活用能力の育成を目指した学習指導が十分に行われているとはいえない状況にあります。
このような状況を改善するためには、児童の学習活動のなかにコンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段の活用を系統的に位置づけ、情報モラル等に配慮しながら効果的に学習を進めていく方法を明らかにし、系統的に情報教育を進めていくためのカリキュラムを開発する必要があります。
そこで、本研究は小学校の学習指導においてコンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段の活用を系統的・体系的に位置付けた情報教育カリキュラムの開発をとおして、児童の情報活用能力を育成する指導の在り方を明らかに、小学校情報教育の充実に役立てようとするものです。
研究報告
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