研究報告〔平成23年度〕
研究主題をクリックすると、それぞれの研究の報告ページが閲覧できます。
平成23年度の研究報告
情報教育担当の研究
- 児童生徒のゲーム機利用における情報モラル指導の在り方に関する研究
−利用実態の調査を通した指導教材の開発−
現在販売されている携帯型ゲーム機は、インターネットに接続できるものがほとんどです。そのため、親の目の届かないところでインターネットを利用する子どもの増加が危惧されています。そこで、情報教育担当で今年度県内小学校・中学校・高等学校の5校にアンケート調査を実施しました。その結果、小学校では、自宅にゲーム機がある児童が97.5%(うち自分専用のゲーム機の所持率が81.6%)でした。また、ゲーム機でインターネットに接続したことのある児童は37.4%、中学校では49.1%でした。しかし、小学校・中学校の保護者は、子どもがゲーム機でインターネットに接続していることを認識している割合が、2割にも満たない状況でした。このことから、保護者の知らない間に多くの子どもがインターネットを利用している実態が、改めて浮き彫りになりました。
そこで、ゲーム機によるインターネットの危険性や利用ルールを疑似体験しながら学べるソフト「ゲーム機です」を開発しました。子どもたちに情報モラルを身につけさせる指導の中に、ぜひこのソフトも活用してみてください。
長期研修生の研究
- 小学校における電子黒板活用のためのサポートコンテンツ集の作成
授業に有用なデジタルコンテンツの集積・開発を行いながら,ICT機器の電子黒板の活用に焦点を当てた授業実践を積み重ねるとともに,集積・開発したデジタルコンテンツについて,授業の導入場面,展開での話し合いの場面など,活用場面を明確にイメージできるような「サポートコンテンツ集」として編集し,授業で利用しやすい形で提示することで,電子黒板を活用した授業づくりの一助となることを目指すものです。
サポートコンテンツ集
研究発表資料(PDF p19:2.4MB)
▲このページのトップに戻る