学習指導・情報機器活用
研究主題
- タブレットPCを活用した学習指導に関する研究
−「思考力・判断力・表現力」を高める指導を目指して1−【所員との共同研究】
研究スタッフ
長期研修生
太田 崇
研究協力校
盛岡市立渋民小学校
研究の目的
文部科学省は、平成26年4月に公示した「学びのイノベーション事業実証研究報告書」において、「情報端末や電子黒板を活用し、教室内や他校等との交流授業において、子供同士がお互いの考え方を吟味しつつ意見交換や発表を行うなど、教え合い学び合う協働的な学びを通して、思考力、判断力、表現力等を育成すること」と示し、各学校においてICTの積極的な活用を求めている。
しかし、本県の児童の「思考力・判断力・表現力」に関する実態を見ると、全国及び岩手県の学力調査の活用問題における正答率の低さが指摘されており、これらの能力の育成が課題となっている。また県内では、電子黒板やプロジェクターなどの教材提示のための機器の活用は図られてきてはいるものの、タブレットPCを活用し、教え合い、学び合う協働的な学びを実践している学校は非常に少ないのが現状である。
そこで、タブレットPCを活用した「思考力・判断力・表現力」を高める学習指導の在り方を追究していくことが、本県の児童が抱える課題の解決につながるものと考え、本研究主題を設定した。
研究報告
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