岩手県教育研究所連盟のWebページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。本連盟は、昭和33年の発足以来、今年度で67年目を迎えました。私たちは県内各地の教育研究機関と緊密に連携し、「現場に根ざした研究の旗振り役」として、本県教育の推進と向上に寄与してまいりました。 現在、日本の教育界は大きな転換期にあります。中央教育審議会の「論点整理」では、情報活用能力の向上や次期学習指導要領に向けた方向性が示されました。特に生成AIの利活用は避けて通れない課題であり、これを教師の校務負担軽減や子供たちの「個別最適な学び」を高度化させるパートナーとしていかに使いこなすか、私たちの真価が問われています。 去る5月19日に開催した定期総会後の研究協議会では、「情報活用能力の抜本的向上」をテーマに、「『深い学び』の実装に向けた授業づくり」と「教育研究所における生成AIの効果的活用」を協議題として、活発な議論が行われました。協議では、各公所からの実践事例が紹介されるとともに、今後に向けた課題や、課題解決のための具体策についても議論され、熱意あふれるキックオフの場となりました。 この5月の協議は、来る9月の岩手県教育研究所連盟研修会(岩手県立総合教育センター公開講演)へと直結しています。本年度の研修会では、文部科学省初等中等教育局参事官(デジタル学習基盤担当)付参事官補佐の菅野祐太氏をお招きします。学校教育における生成AI活用に係る国の政策の最前線にあるビジョンを直接伺うことは、本県における次期学習指導要領の円滑な履行に向けた、極めて大きな一歩になると確信しております。 本年度も、各地域の実態に即した調査・研究を積み重ね、岩手の教育のさらなる発展に邁進してまいる所存です。皆様には、引き続き本連盟の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

岩手県教育研究所連盟 会長 三田 正巳