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学校不適応児童生徒に対する指導・援助の3つのポイント

1 適切なアセスメントが大切です(事例へ)
児童生徒の内面、行動、物的環境を理解する関連図
◎ 理解しましょう
 
 ◆本人の内面・行動の特徴は?
 
 ◆他者や環境の状況は?
 
 ◆本人と他者・環境との関係の特徴は?
 
本人や関係者のニーズ、苦戦の状況に役立つ資源の図
◎ 見つけましょう
 
 ◆本人、家庭、学校等のねがい(ニーズ)は? 
 
 ◆誰がどんな場面や誰との関係で苦戦している?
 
 ◆うまくいっていることや役立ちそうなこと(資源)は? 
 
◎ 決めましょう
 
 ◆指導・援助の目標・方針は?
 
 ◆いつまでに・誰が・誰に
    何をするか(しないか)?
 
 ◆話し合いの結果を誰が・誰に伝える?
 
2 チームを機能させることが大切です(事例へ)
  ◎ 機動チームの会議を開きましょう
  ◎ 拡大支援チームにつなげましょう
  ◎ コーディネーターが柔軟にチーム会議を企画しましょう
 
機動チーム 支援チーム
機動的に集まり、指導・援助の核となるチーム
多くのメンバーにより構成され、機動チームに対して大所高所から助言したり、適切にリードしたりするチーム
機動チームを拡大した支援チームの図 機動チームを拡大した支援チームの図
 
 
チームでアセスメントをします
いつ・誰が・どのように どの程度の期間で指導・援助ができるか検討します
右矢印
チームで指導・援助を行います
役割を明確にして、複数の職員による指導・援助体制を作ります
右矢印
チームで評価します
指導・援助の効果や問題点を話し合います
 
 
効果的な連携を図ることが大切です(事例へ)
  ◎ 家庭との連携=「こまめ」に「ちょっとした連絡」から
  ◎ 専門機関との連携=「必要なとき」に「まず連絡」を
  情報の共有  .
専門機関
□相談先を相談できる
□研修会等で学習できる
□アドバイスや情報が得られる
□学校や家庭と行動連携ができる
連携
システム
学校
◇児童生徒の教育に責任をもつ専門機関
◇つなげやすい公的機関
◇児童生徒の生活の場
◇チームでの対応
信頼関係
  
家庭
□養育の責任者・専門家として連携できる
□教師の教育活動を支援してもらえる
□教師の支援を必要とする
  役割分担  .

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