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平成24年度(第56回)岩手県教育研究発表会
教育の復興
終了しました。多数ご参加をいただきありがとうございました。〔報告ページへ
趣旨 岩手県の県政課題を解決するために、県内各学校及び教育関係機関、岩手県立総合教育センターにおける実践研究の成果を広く教育関係者に公開し、その理解と普及を図り、もって本県の教育の向上に資する。
主催 岩手県教育委員会
実施機関 岩手県立総合教育センター
後援 岩手県市町村教育委員会協議会、岩手県教育研究所連盟、岩手県小学校教育研究会、岩手県中学校教育研究会、岩手県高等学校教育研究会、 岩手県私学協会、岩手県国公立幼稚園協議会、岩手県私立幼稚園連合会、岩手県社会福祉協議会・保育協議会
期日 平成25年2月14日(木)・15日(金)
会場 花巻温泉 岩手県立総合教育センター 岩手県立生涯学習推進センター
要項(PDF 187KB)
日程 本年度の会場について、初日は「花巻温泉」と「総合教育センター」(午後のみ)で開催します。二日目の会場は「花巻温泉」と「総合教育センター」、「生涯学習推進センター」の3か所に分かれますので、ご注意ください。
1日目・2月14日(木)
受付:花巻温泉
1日目日程

2日目・2月15日(金)
受付:花巻温泉
教育センター
生涯学習推進センター
2日目日程
日程概要(PDF 125KB)
全体会 校種間連携と岩手の人材育成
いわての復興教育 この1年の取り組み

 復興元年の本年度、全体テーマを「教育の復興」としました。「教育の復興」とは、震災を契機にもう一度岩手の子どもたちに必要な教育とは何かを考え、原点に立ち返ることであるととらえています。県内の教育関係者が一堂に会し、自分たちの足下を捉え直す場としたいと考えます。

 平成21年度は、本県の学力向上について「校内研修」と「家庭学習」の視点から協議しました。登壇者の方々から、それぞれ各種調査結果をもとにした本県児童生徒の学習の定着状況、家庭学習状況(一人勉強ノートの問題点等)、教員研修の在り方等について、課題解決に向けて取り組むうえでの考え方、視点についてお話しいただきました。

 平成22年度は、「家庭学習の在り方と部活動等の関わり」ついて協議しました。協議の中で、部活動からスポーツ少年団活動へと続く長時間にわたる練習の見直しの必要性が確認されました。また、発表会をとおし、学力向上における学校改革の必要性、学校経営の重要性が改めて認識されました。

 平成22年度のシンポジウムの内容については、平成24年1月30日発行の「教育研究岩手第99号」に掲載されています。下記のリンクから、PDF版をダウンロードできます。※なお、教育研究岩手は県内各学校に配布されています。

 平成23年度は、「学力向上と組織マネジメント」をテーマに、シンポジウムを開催しました。学力向上のために、市町村教育委員会が学校に対してどのように働きかけていけばいいのか、具体的な例を元に論議を深めるとともに、指導行政の果たす役割の重要性について、再確認する場となりました。午後は学校教育室義務教育課長が、「いわての復興教育」の概要を説明し、本県の復興教育の在り方と目指す姿について共通理解を図りました。

 さて、今年度は、「教育の復興」の一つの視点として校種間連携を取り上げ、シンポジウム「校種間連携と岩手の人材育成」を開催します。普代村教育委員会熊坂伸子教育長と陸前高田市教育委員会山田市雄教育長にシンポジストとして、岩手県立大学相澤徹理事長にコーディネーターとしてご登壇いただきます。大震災津波により、ますます幼小、小中、中高、高大のそれぞれの校種間での連携が喫緊の課題となっています。お二人の教育長からは、現在また過去に取り組んだ成果をご紹介いただき、明日の岩手を担う人材育成を考える機会としたいと考えます。
 午前中の終わりは、学校教育室特命課長(復興教育)が、復興教育のこの1年の取り組みについて紹介します。

23年度全体会1 23年度全体会2 23年度全体会3
平成23年度全体会の様子

第2日目2月14日(木)13:00〜16:40
 【特設分科会1】  いわての復興教育〜この1年の実践とこれから〜
 東日本大震災津波を乗り越え、郷土を愛し、その復興・発展を支える人材を育成するために、県では「いわての復興教育」を推進しています。本分科会では、「いわての復興教育」推進校による実践発表を行い、実践からの学びや気付きを参会者で共有し、これからの「いわての復興教育」について考えます。講師には、阪神淡路大震災時に、神戸市の防災教育の開発にかかわった鳴門教育大学教職大学院教授の村川雅弘氏を迎え、講評とこれからの方向性についてお話をいただきます。

 【特設分科会2】  効果的な校内研究推進マネジメント(終了時刻 17時)
 教員一人一人の「授業力」を向上させるための校内研究の在り方を探る分科会です。「授業改革」で有名な東京都東村山市立大岱小学校の前校長西留安雄氏による講演や、宮古市立花輪小学校と盛岡市立下橋中学校より、新しい視点からの校内研究の進め方に関する基調提案があります。講演と基調提案の後は、そこでの学びを基に、参会者全員によるワークショップにより、校内研究改善の方向性を共に考える機会とします。

 【特設分科会3】  地域と共に歩む教育をめざして
 特設分科会3は、午前のシンポジウム「校種間連携と岩手の人材育成」を受けて、具体的な実践例を紹介する分科会です。普代村の地域密着型教育の保育園及び小中一貫校の取り組みの様子の紹介、一関第一高等学校附属中学校の設立から今までの経過及び将来の展望について、それぞれの学校の園長先生・校長先生に語っていただきます。さらに、3歳から65歳までが在籍する地域とのつながりを大切にした総合的な支援学校としての一関清明支援学校の取り組みについても紹介していただきます。
 これらの学校の発表を基に、地域と共に歩む岩手の教育の在り方を一緒に考える機会とします。
第2日目2月14日(火)9:00〜12:00
 【特設分科会4】 学校ぐるみで取り組む中学生の学力向上〜「いわてスタンダード」「Gアップシート」を活用して〜
 分科会構成は3部構成です。第1部では、「いわてスタンダード」「Gアップシート」の説明と活用方法の提案を行います。第2部では、実践協力校として活用に取り組んだ4校が発表します。第3部では、3名の校長先生がテーマに沿ってパネルディスカッションを行います。「Gアップシート」は、国数英の3教科ですが、管理職や他教科の先生方にもご参加いただき、学力向上に学校全体でどう取り組めばよいか、協議を深めたいと考えています。中学生の学力向上について関心のある高等学校や小学校の先生方もご参加ください。

 【特設分科会5】  こころのサポート
 岩手県では、「幼児児童生徒のこころのサポート」を推進しています。その取り組みの例として、心とからだの健康観察の実施、それを活用した心理教育や心のサポート授業、表現活動が挙げられます。本分科会で、児童生徒の心のサポートにつながる実践をご報告いただき、参加された先生方がその取り組みについて考える機会とします。
講評では、兵庫教育大学大学院冨永良喜教授から、「幼児児童生徒のこころのサポート」についての今年度の総括と次年度に向けた提言をいただきます。
23年度分科会1 23年度分科会2 23年度分科会3
平成23年度特設分科会の様子
第2日目2月14日(火)13:15〜16:30
 【フォーラム】 未来につなぐ いわての教育相談
 岩手県では、中長期的な教育相談体制の整備・充実による学校支援へのため、教育相談コーディネーターの養成を進めています。行政施策や配置となっている学校の取組例、今年度実施した復興教育支援事業による研修、沿岸部支援をきっかけとした取組の現状等を共有しながら、いわての教育相談の課題、方向性について考えます。フォーラムの最後に大阪市立大学森田洋司名誉教授記念講演が行われます。なお、このフォーラムは、一般社団法人学校心理士認定運営機構と岩手県立総合教育センターによる文部科学省復興教育支援事業枠として実施します。
フォーラム要項(PDF 68KB)
分科会
14分科会・56主題 研究主題・発表者一覧(PDF 222KB)
第2日目2月14日(木)13:30〜16:40
 花巻温泉会場
 
教育センター会場
(生涯学習推進センターを含む)
(教育センター)幼児教育/幼小接続
第2日目2月15日(金)9:00〜12:15
(花巻温泉)国語 算数/数学 外国語活動/外国語
(教育センター)理科 家庭/技術家庭 道徳/特別活動/総合的な学習の時間 
特別支援教育
第2日目2月15日(金)13:15〜16:50
(花巻温泉)国語 算数/数学 外国語活動/外国語
(教育センター)社会/地理歴史・公民 理科 音楽 体育/保健体育/健康教育
 情報教育 小規模・複式指導
23年度分科4 23年度分科会5 23年度分科会6
平成23年度各分科会の様子
 
参加申込
参加申し込み 岩手教育情報交流ネット
岩手教育情報交流ネット
  • 平成24年12月7日(金)〜21日(金)が受付期間です。
  • 岩手教育情報交流ネットよりお申し込みください。(ログインにはIDパスワードが必要です。)
  • 岩手教育情報交流ネットが利用できない場合に限り、こちらの用紙(エクセル 42KB)に記入をして、郵送または、ファックスかメールで送信願います。送付先は参加申込について(PDF 252KB)をご覧ください。
留意事項 申込にあたっては、次の点に留意してください。

【会場確認について】
  • 発表会の会場は、花巻温泉会場と、センター会場に分かれます。
  • 参加手続きを進める前に、別添1「会場と受付について」により、会場確認をし てください。
【駐車場について】
  • 車で来場される場合は、別添2「駐車場の指定について」により、指定の駐車場をご利用ください。
  • 別添様式2「駐車表示」に必要事項を記入し、車のフロント等、駐車場の誘導者から見やすい場所に掲示してください。
【シャトルバスの利用について】
  • シャトルバスを利用する場合は、別添3「シャトルバスの運行について」をご覧ください。
  • シャトルバスは、花巻空港駅と花巻温泉間、花巻空港駅と教育センター間、花巻温泉と教育センター間のシャトルバスを運行します。
  • 参加申込手続き時に、両日の交通手段について調査を行いますので、可能な限り正確に回答してください。
【昼食について】
  • 昼食は各自で準備してください。昼食は発表会会場で摂ることができます。
  • 昼食(弁当)を希望する方には、花巻温泉と明窓館の弁当を斡旋します。斡旋を希望する場合は、別添4「弁当の斡旋について」により、手続きしてください。

         くわしくは次の資料をご覧ください。参加申込について(PDF 252KB)

発表資料のWeb掲載のお知らせ
センターの所員及び長期研修生、掲載希望の方の発表資料を、平成25年2月1日に掲載いたしました。右側バナーよりリンク先へ移動します。 平成24年度研究発表資料Web公開
  • センターWebに掲載した発表については、発表要旨(概要版・A3判1枚程度)を当日配付し、それをもとに発表します。
  • 詳しく知りたい内容については、Webページ掲載の資料を参照してください。

お問い合わせ
  • 研究発表会の開催内容、申込書に関すること
     電話 0198-27-2833(企画担当)直通 堀切・関向
  • 岩手教育情報交流ネットからの申込みに関すること
     電話 0198-27-2254(情報教育担当)直通 平賀・奥田

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