研究報告〔平成18年度〕
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平成18年度の研究報告
情報教育室の研究
- 体験的な学習活動を取り入れた情報モラルの指導に関する研究
−情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度の育成を目指して−
(研究の概要)この研究は、児童生徒に情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度の育成を目指して、体験的な学習活動を取り入れた情報モラルの指導を明らかにしようとするものです。開発した体験的な学習ができる教材システムを活用することにより、各発達段階で身に付けさせたい情報社会で適正な活動を行うための基となる考え方や態度を育成できることを明らかにできました。
長期研修生(2年)の研究
- 中学校数学科における教育用コンテンツの活用に関する研究
−学習定着度状況調査の分析をふまえた単元の展開を中心に−
(研究の概要)この研究は、学習定着度状況調査の分析をふまえた単元の展開を中心に、中学校数学科における教育用コンテンツの活用を明らかにし、授業実践をとおして、中学校数学科の学習指導の充実に役立てようとするものです。学習定着度状況調査の誤答分析に基づき、教育用コンテンツの開発を行い、授業実践の結果の分析と考察をとおして、教育用コンテンツの活用の効果について検証することができました。
- 小学校におけるディジタル教材を活用した授業に関する研究
−指導計画と展開例集の作成をとおして−
(研究の概要)この研究は、教師がディジタル教材を活用することにより、児童に学習内容をイメージとしてとらえさせ、基礎・基本の定着につながることを明らかにし、小学校の学習指導の改善に役立てようとするものです。2年次は算数科の指導計画と展開例集、教材を作成し、授業実践を行い、その分析と考察をとおして、ディジタル教材の効果について確かめることができました。
- 授業における学習指導の効果を高める情報機器の活用に関する研究
−中学校理科の指導をとおして−
(研究の概要)この研究は、中学校理科の指導において、指導のねらいに応じた情報機器の活用方法をまとめた「情報機器の活用手引き書」を作成し、学習指導の改善に役立てようとするものです。今年度は、観点別評価の4つの観点のうち「観察・実験の技能・表現」についての授業実践を行い、授業の中に情報機器を活用したことにより、生徒の実験操作に対する理解や実験器具の操作技術の習得に効果があることが明らかになりました。