インターネット利用に関するアンケート結果
目的
岩手県内の生徒(高校生)のインターネットの利用状況を調査し、情報モラル指導の啓発活動並びに情報モラルの教材開発、指導方法の研究に役立てていく。
対象
岩手県内から抽出した高等学校の生徒
調査期間
平成29年5月〜12月(調査終了)
調査対象
高等学校1年生〜3年生
調査対象人数
17,587人(岩手県内43校)[2018.01.20現在]
回答方法
「よく当てはまる」「だいたい当てはまる」「あまり当てはまらない」「あまり当てはまらない」「分からない」の5択(マークシート)
調査内容(見出しをクリックしてください)
インターネット利用に関して、特に依存傾向について実態把握をするために調査を実施しております。調査はマークシートの選択式でSQSを用いております。
本アンケートの質問項目については、鶴田利郎 氏(早稲田大学大学院人間科学学術院)の研究協力を得ております。
質問項目(抜粋)と結果の概要
- いつもネットのことが頭から離れない
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- ネット環境のない生活は考えられない
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- ネットをするのを誰かに邪魔されると腹が立つ
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、1・2年生が高い。
- 携帯電話やスマホを忘れたことに気づくと家に取りに帰る事がある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- メールや電話の着信があるかどうかを頻繁にチェックしてしまう
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- SNSやメールを送信すると返信が気になって何度も携帯をチェックする
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- ネットの利用が深夜12時をまわっても1時間以上続くことがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- ネットに夢中になって睡眠時間が短くなることがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- ネットを使い始めるとなかなかやめることができない
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- SNSやメールのやりとりが連続で1時間以上続くことがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- ネットに利用する時間が予定以上に長くなることがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- 「ネットをする時間が長すぎる」と親から注意されたことがある
「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- 特に利用もなく、電話、SNS、メール、ネットなどをすることがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- 寝る直前に部屋を暗くしてからでも携帯電話スマホに触ることがある
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。
- 電車やバスに乗るとまず最初に携帯電話やスマホに手が伸びる
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、女子の方が高い。
- 対面でのコミュニケーションはネット上のコミュニケーションよりも苦手だと思う
→「よく当てはまる」「だいたい」と回答した割合は、2時間以上の利用者が高い。