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2016年2月22日更新
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開発教材倉庫
1-1 Webページで教材
1-2 HTML5とは
1-3 ICT教材
1-4 Web教材の例
2-1 エディタ
2-2 ブラウザ
3-1 ページのファイル
3-2 文章の要素
3-3 CSSについて
3-4 JavaScript
4-1 ライブラリ利用
4-2 jQuery
4-3 jQuery-ui
4-4 Touch Punch
4-5 hammer.js
4-6 enchant.js
5-1 英単語を表示
5-2 単語4択クイズ
5-3 社会4択クイズ
5-4 並べ替え問題
5-5 タイマーを作る
5-6 カメラを使う
5-7 テキスト読上げ
5-8 数式の表示
6-1 参考Webページ
7-1 おわりに
Webページ教材開発テキスト
3-4 JavaScriptについて
(1) JavaScriptとは JavaScriptという言葉は狭義にはMozillaが仕様を策定し実装しているスクリプト言語を指して います。多くのWebブラウザー等でこの言語が利用できます。 よく言われることですが、「Java」とは別言語です。 (2) JavaSriptを書く場所は? @ 外部ファイルとして書く 外部にJavascript用のファイルを作り、それを読み込んで利用します プログラムを別ファイルで作成したいとき有効です。 A (3) コメント プログラムの作動に関係しないコメントの記入例 // これ以降はコメントになります /* 複数行のコメントになります プログラム作成しているときに、一時的に作動させないようにするとき に使ってください */ (4) 変数 変数はデータを入れる容器です。変数をプログラムの中で使うためには、まず最初に「変数 の宣言」をします。変数が使える有効範囲をスコープといいます。 変数の宣言 var a=1; 普通の変数の宣言に用います。宣言と同時に代入もできます function内で宣言した場合には、そのfunction内で実行している間だけ有効になります (ローカル変数)。 なお、varを省略すると、自動的にグローバル変数になり、プログラムのどこからでも参照で きるようになってしまいます。←推奨しません。 (5) 変数名について ・変数名は英数または_(アンダスコア)であること ・漢字、ひらがなは使えません ・変数名にコマンド名は使用できない。 ・英字の大文字と小文字は別変数になります。(VisualBasicでは区別なし) (6) 代表的なデータ型について 文字列型、数値型、オブジェクト型がありますが、他の言語のように明確に宣言できません。 変数に代入する値で変わります。つまり、数値型の変数に文字を代入することもできてしまい ます。これが結構やっかいで、バグの原因になります。 (7) 変数への値の代入について 変数「Hensu」に数値の「1」を代入する場合には、次のように記入します。 var Hensu = 1; (8) 型変換 変数は型を持っているため、型が異なると計算ができません。 var suuti =1, mozi = "2"; var kotae = suuti + mozi ; alert(kotae); // 答えを表示します 変数c は文字型の「12」になります。 数値型+文字型 → 文字型になります。でも明確に型変換した方が安全です。 @ 文字型→数値型への変換 kotae = Number(mozi); A 数値型→文字型への変換 kotae = String(suuti); (9) 演算子 下表の上位が優先となります。優先順位を変える、または明確にしたい場合には括弧()を 用いてください。 〈算術演算子〉 ^ べき乗 * 乗算 / 除算 % 整数の除算の余り + 加算 - 減算 〈等値演算子、関係演算子〉 == 等しい != 等しくない not(A==B) < 小さい、未満 <= 以下(小さいか等しい) > 大きい >= 以上(大きいか等しい) 〈論理演算子〉 && 論理積 (AND) || 論理和 (OR) (「Shiftキー」+「\」) (10) 関数 Math.ceil(x) 繰り上げた整数 1.5は2、-1.5は-1 Math.floor(x) 繰り下げた整数値 1.5は1、-1.5は-2 Math.round(x) 四捨五入した整数値 1.5は2、-1.5は-2 Math.random() 0〜1までの乱数の発生 Math.abs(x) 絶対値 Math.sin(x) サイン、xの単位はラジアン Sin45°の値をAに代入するためには次のように記入します。 A = Math.sin(45/180*Math.PI) Math.cos(x) コサイン、xの単位はラジアン Math.tan(x) タンジェント、xの単位はラジアン Math.sqrt(x) 平方根 (7) 配列 配列は、同じ性質を持った値を効率的に管理するためのデータ構造です。変数の集合体ともい えます。配列の各要素に書き込みを行うためには、インデックス(番号)で指定します。インデ ックスの範囲は0以上の数値になります。 @ 宣言だけをする例: var hairetu = new Array(); // Array オブジェクトを作成する var hairetu = new Array(1024); // 初期値を決めて作成する A 宣言と代入をする例: var hairetu = [1 , 2 , 3 , "A" , "B" , true , false]; B 配列の値の参照する例: var hairetu = [1 , 2 , 3 , "A" , "B" , true , false]; alert(hairetu[0]); // 1 が表示される(0番目から代入されるから←ここ注意) alert(hairetu[3]); // A が表示される (11) 配列 流れ文制御には、条件判断、繰り返しなどがあります。ここでは代表的なステートメント (命令)について基本の説明をします。 @ if文 ある条件が成立すれば「処理1」を実行し、成立しないときには「処理2」を実行させた い場合には、IF文を使います。 例:Aの値が10以上ならAから10を引き、そうでなければAに2を加える。 プログラム例 if (A >= 10){ alert("Aは10以上"); }else{ alert("Aは10未満"); }; else ifでさらに判断させることもできます。 プログラム例 if (A >= 10){ alert("Aは10以上"); }else if(A >=5){ alert("Aは5以上、10未満"); }else{ alert("Aは5未満"); }; 条件式の例 A == 10 Aが10なら(注意「=」にするとエラー) !(A >= 10) Aが10未満なら (A >= 10) && (B >= 20) Aが10以上、かつ、Bが20以上なら (A >= 10) || (B >= 20) Aが10以上、または、Bが20以上なら
&& And
Bが真
Bが偽
Aが真
真
偽
Aが偽
偽
偽
|| Or
Bが真
Bが偽
Aが真
真
真
Aが偽
真
偽
A switch文 switchは、条件式の値にしたがって、対応するブロックを実行する分岐文です。多分岐する ときにはif文よりすっきりした記述ができます。 switch(式){ case 値1: 文1; break; case 値2 文2 break; default: どれも該当しない場合の実行文; break; } ※「break;」を忘れると次の文も実行されるので注意! B for文 for文は指定回数のループを行います。回数をループ変数で管理します。 for (ループ変数 = 初期値 ;ループ変数 <=最終値 ; ループ変数増分){ 文 }
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